想像力と恋に恋する恋人たち（その22）「妹の恋人」（自分ができない事ができる人）

こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
＼(＾▽＾)／






本日も
 

想像力と
恋に恋する恋人たち
 

というテーマで
 

妹の恋人
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。






妹の恋人！


このタイトルから皆さんは
 

どんな内容をイメージされますか？





【観る前の私のイメージ】

このタイトルは
 

主人公が妹の兄なのか姉なのかで
 

内容が変わってきますよね…
 

 

 

 

兄だとしたら

 

俺の妹に何すんじゃいむかっ

 

という展開のように気がしますし

 

姉だとしたら

 

妹の恋人にギキドキラブラブ

 

という感じではないでしょうか？

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

本作品を選ばせて頂いた理由は３つ。


推薦理由①

自責の念が強すぎると

家族が不幸になる

可能性がある事を描いた

映画だから

 

 

 

 

 

本作に登場するのは

 

ジューンという妹を持つ兄のベニー。

 

↑年の近い兄弟のベニーとジューン。

 

 

 

 

 

 

ベニーは自動車修理工の仕事をしていますが

 

彼は頻繁に警察に呼び出されます。

 

 

 

 

 

呼び出される理由は

 

妹のジューンの奇行によるもの！

 

↑往来でシュノーケルを付けて

勝手に交通整理を始めてしまうジューン。

 

 

 

 

 

幼い頃、交通事故によって

 

目の前で両親を亡くしたジューンは

 

精神が不安定になってしまっていたのです。

 

↑朝食は、ミルクとシリアルとピーナッツバターを

ジューサーでミックスしたもの！

 

 

 

 

 

平時のジューンは普通ですが

 

イライラしたり、いっぱいいっぱいになると

 

他者に怒りをぶつけたり

 

物を破壊したりしてしまうので

 

ベニーは精神的に参ってしまっています。

 

↑思いつめると何をするか分からないジューン。

 

 

 

 

 

ジューンの主治医は

 

彼女を施設に預けるよう勧めますが

 

ベニーは愛する妹を他者に委ねる事はできず

 

手詰まりの状況となっていました。

 

↑仲良くピンポンしようと思っていても

点数を勘違いした上に

指摘されると激怒して怒鳴り散らすジューン。

もう、どうしていいやら…

 

 

 

 

 

けれど、そんな二人の前に

 

不思議な闖入者が現れるのです！！

 

↑なんだ、あの木の上の人？

 

 

 

 

 

その人の名前はサム。

 

 

 

 

 

ベニーの友人の従妹のサムは

 

かなり風変わりな男。

 

 

 

 

 

文字がほとんど書けないサムですが

 

面白い事や好きな事には夢中になるタイプ。

 

 

 

 

 

そんなサムを追い出したかった友達は

 

ジューンを賭けで負かして

 

サムを引き取らせてしまったのです。

 

 

 

 

 

自分が知らないうちに

 

ジューンが変な約束をしたのを知ったベニー

 

サムを引き取る事を嫌がりますが…

 

↑やぁ。僕はサムです。これからよろしく！

…　…　汗汗汗

 

 

 

 

 

けれど、友人宅から帰る途中

 

サムと一緒に夕食を食べに行った時に

 

彼の奇妙な芸を見たジェーンは

 

嬉しそうな笑顔を見せてくれたのです。

 

↑音楽に合わせて、パンでタップをしたり…

 

↑他のお客様の注文の品でジャグリングしたり…

サムは、かなり変なヤツです！！

 

 

↑けれど、そんなサムを見て

終始ムスッとしていたジューンが笑ったのです。

 

 

 

 

 

 

さて、奇妙なサムと暮らす事になった

 

ジューンとベニーの生活には

 

一体どんな変化が起こったのでしょうか？

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑パンをおいしく焼くコツは温度なんだ！

 

↑ジューン以上に奇妙なサムとの生活は

一体どうなってしまうのか？

 

 

 

 

 

サムは、喜劇俳優である

 

バスター・キートンを尊敬している男。

 

↑好きですキートン！

 

 

 

 

 

そんな彼にとっては

 

世界はいつでも変な事だらけ！！

 

↑あれ？帽子が飛び上がるぞ！？

 

↑そんな彼の視点で見れば

ジューンはちっとも変じゃありません！

 

 

 

 

 

彼自身が奇妙な日々を楽しめるから

 

ジューンが少し変だって

 

一緒に楽しむ心の広さがあったのです！

 

 

 

推薦理由②

人生を楽しむ人には

相手に対する寛容さがある！

 

↑あれれ汗僕の帽子は生きてるの？

 

 

 

 

 

そんな、人を楽しませようとするサムを

 

ジューンは好きになります。

 

↑ああ。サムの行動、全てが好きラブラブ

 

 

 

 

 

ジューンが今まで接して来たのは

 

自分の心を気遣って

 

常に病人扱いしていたベニーだけ。

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

人間とは

 

自分と等身大に接してくれない人とは

 

ストレスを感じてしまうのです。

 

 

推薦理由③

どんな人間にだって

尊厳はある

 

↑サムは、レーズンを取り除くジューンを見て

なぜ取り除くのかを聞き

彼女の意見を真剣に聞いてくれます。

 

そして、これはベニーが

やってくれなかった事だったのです…

 

 

 

 

 

おお。

 

 

 

 

つまり、サムがいてくれることによって

 

ジューンの心の傷が

 

少しずつ癒えていくという事ですね

 

ヽ(=´▽`=)ﾉ

 

 

 

 

 

けれど、それに気づかないベニーは

 

サムの芸をビジネスとして

 

売り込んだらどうだろうと提案して

 

ジューンを再び絶望させてしまうのです。

 

 

 

 

 

サムが理解しなければならない事。

 

 

 

 

 

 

それは、ジューンを保護するのではなく

 

彼女の幸せになるために

 

何がベストなのかを考える事だったのです…

 

↑ジューンがサムを愛していると気づき

妹に手を出したと怒るベニー。

 

ベニーは、自分でも知らないうちに

ジューンの幸せを奪ってしまう人間と

なっていたのです…

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

数に騙されて①

 

というテーマで

 

恋するための

３つのルール

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑ジューンのためにベニーができる事。

 

それは、自分ができない事ができる

サムという男に

ベニーの幸せを託すという事なのです

ヽ(=´▽`=)ﾉ