こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と貴君の名は。
というテーマで
宇宙ショーへようこそ
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
本日テーマは子供向けアニメ!
けれど実は、日本において
オリジナルの子供向けアニメ映画は
ヒットさせる事が意外と難しいのです…
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
楽しい記憶として残る
良質な児童文学系アニメ映画
だから
本作は
小さな村の少年少女たちが
宇宙に修学旅行に行く
というファンタジー系SF映画。
↑みんなで月の裏側にやって来ました!
月の裏は、こんな所で~す
と言っても、映画の舞台は現代の日本!
自由に宇宙に行けるような時代ではありません。
↑のどかな地方の子供たちお話です。
5人の少年少女は、ごく普通の小学生。
夏休みは子供たち5人で
学校の校舎で一週間キャンプする予定でした。
けれど、学校の近くの森で
傷ついた宇宙人を発見するのです!
↑前日の晩、宇宙人は他の宇宙人と戦い
傷ついていたのです。
ちなみに、傷ついた宇宙人はこんな姿。
名前はポチです。
… … …
( ̄_ ̄ i)
これは犬ですね…
けれど彼は、れっきとした宇宙人!
仕事は大学教授であり
希少植物の研究をしに地球に来ていたのです。
↑ポチは犬に似た宇宙人ですが
自動通訳機を使って子供たちとも会話できます。
ポチは気の良い宇宙人で
自分を助けてくれたお礼として
少年たちの希望を聞いて
彼らを宇宙旅行に連れて行くことにします。
↑本当は地球人はまだ
他の星の人と接触してはいけないのですが
ポチの権限で特別に月の裏側を
見学させてもらえる事となったのです!
月の裏側は、宇宙人たちの集る
ターミナル・ステーション!
↑まるで遊園地のような月の裏側!
初めて見る宇宙に
子供たちは大興奮するのですが
ポチのミスでアクシデントが発生し
彼らは地球に帰れなくなってしまうのです!
↑ポチは悪い宇宙人が
地球の希少植物であるズガーンを求めて
密猟に来ている事を本部に報告し
警戒レベルを上げるよう申請するのですが
その結果として少年たちも
地球に戻れなくなってしまったのです!
…ポチ、呆然!!
さて、果たして少年たちは
学校での合宿が終わる一週間以内に
地球に戻る事ができるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑地球に戻るためには、お金を貯めて
銀河エクスプレスに乗らなくてはなりません!
さて、無力な少年少女たちは
果たして地球に生還する事ができるでしょうか?
本作は、とても意欲的な作品!
宇宙の描写や映像が凝っているだけでなく
この宇宙旅行を通して子供たちは
自分の事を自分で考え
責任を取る!
という大切な事を学んでいきます。
最初は楽しいだけの観光旅行でしたが…
↑宇宙のパチパチガムは、ビジュアル系でした!
夢を持って働いている宇宙人と出会ったり…
↑そうか、働くって夢を追いかける事なのか…
自分の想いはハッキリと相手に伝え
心を通わせるなどの大切な事を学んでいきます。
↑最近引っ越して来た従妹のお姉さんと
ギクシャクしている女の子。
けれど、二人とも本音を言わないので
ちっとも仲良くなれません。
こういう時は、どうしたら良いのでしょう…
そう!
アニメだから娯楽作品とは限りません。
本作は、アニメというジャンルを通して
子供時代に学ぶべき大切な事を
観に来てくれた子供や
保護者の方と一緒に考えてみませんか?
という素晴らしい作品なのです
ヽ(=´▽`=)ノ
推薦理由②
子供向けアニメは
単なる娯楽作品として
作られているとは限らない
けれど、2010年に公開された本作は
残念ながら大ヒット作にはならず
今では、あまり知られていない作品と
なってしまいました…
(ノ_-。)
どうして秀作なのに、ヒットしなかったのでしょう?
↑大人も子供も楽しめる作品なのに、どうして…
私見ですが、それは恐らく
日本における親子で観るアニメ映画が
寡占化しているからではないかと思われます。
↑わ~。なんだか楽しそう!
でも私、別の作品も観に行きたいの
日本のアニメ業界において
他国と大きく異なっているポイントの一つに
ロングランの定番アニメが
山のように存在する!
というものがあります。
アンパンマン、ドラえもん、クレヨンしんちゃん
プリキュア、ポケットモンスターなどは
毎年確実に公開される
親と子で観に行く定番アニメーション
これらの作品は
何年も毎週テレビで放映し続けるという
信じられないような努力によって
子供にも保護者にも認知された作品たち。
↑比較的新しいプリキュアシリーズでさえ
放映開始は2004年ですので
既に14年間も放送し続けているのです!
他国の場合、これだけの数の子供アニメが
切磋琢磨しながら長期放映されている
という例は存在しません。
↑パワー・パフガールズなどは10年続きましたが
1年間で放映される話数は13回だけです。
そんな親子に愛され続けてきた作品が
劇場で公開されれば
観たい映画の第一希望となってしまうのは
ある意味当然だと思います。
ですので、他国では子供向けの独立系アニメが
比較的ヒットしやすいのに対し
日本においては
子供に知られてない良質な作品をヒットさせる事は
極めて難しいのではないかと思います。
推薦理由③
日本の職人的根気強さで
長期放映している子供向け映画は
世代を超えて愛されている
けれど現代はネット発信の時代。
今一つ知名度の薄いけれど良質な作品も
改めてブログなどで紹介する事で再び注目され
次第に認知されるようになるかもしれません。
作品とは、伝える人々の愛情によって
真価が伝わっていくものなのです
↑夢いっぱいの少年たちの成長物語は
今でも古びていないのです…
と言う訳で次回は
ショートフィルムのチカラ
というテーマで
ロボット・カーニバル
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑丁寧に作り込まれた本作を監督されたのは
本作が映画初監督の舛成孝二氏。
本作がキチンと再評価される事で
また新しい作品にチャレンジしてもらえる事を
心より楽しみにしております
ヽ(=´▽`=)ノ
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