こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
まさかの続編
というテーマで
ズーランダー NO.2
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
前回ご紹介させて頂いたズーランダーは
ファッションやモデル業界を
かなりバカにしたテイストのコメディ作品。
↑どう見ても男性モデルをバカにしてますね
当然、ファッションやモデル業界から猛抗議が?
いいえ。
ファッション業界の人々はこの映画を絶賛し
続編には業界のVIPがこぞって出演しているのです!
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
一般社会から
アウトサイダーと見られがちな
ファッション業界の人々に
深く愛されている映画だから
日本においては
ファッションや美容は技術の世界であり
男子が興味を持っても
別に不思議ではないのですが
男性=男性らしさを望まれる欧米では
男性なのに女性のファッションや
ヘアメイクなどに興味があるというのは
ホモセクシャルの人と思われ
偏見の目で見られる事が少なくありません。
映画などに登場する
男性のファッションデザイナーや美容師さんが
クネクネしたポーズでオネェ言葉なのも
ステレオタイプな偏見だと思います。
↑「プラダを着た悪魔」に登場する
編集部のデザイナーのナイジェルも典型的なホモ描写。
服もポーズもナヨナヨしてます。
けれど…
そんな偏見を一切感じさず
登場するキャラクターが堂々と
自分のアイデンティティを主張する映画が
時々生まれ来るのです。
たとえば
ロッキー・ホラー・ショー!
プルートで朝食を!
プリシラ!
キンキー・ブーツ!
(「プルートで朝食を」より)
これらの作品の男性たちは
周囲の偏見などを一切気にせず
自由なファッションやメイクや言葉遣いで
楽しそうに演技をし
それを観た、シンパシーを感じる人々に
楽しさと自己表現する事の勇気を
与えてくれるのです。
↑私は人なのよ!それが何か!?
(「ロッキー・ホラー・ショー」より)
ズーランダーもそんなタイプの映画。
ファッションやプロポーションや髪型に
日々命をかけている男性モデルたちにとって
デレク・ズーランダーは自分たちの代弁者であり
勇気をくれる存在だったのです。
↑そうそう!俺たちって、こういう感じ!
この映画、分かってくれてる!
だからこそファッション業界の人々が
次は自分も参加したい!
と出演依頼が殺到した本作は
正統派の続編というより
ファッション業界の人が大量にゲスト出演している
カメオ映画となっているのです
ヽ(=´▽`=)ノ
登場しているのは
ファッション業界でトップクラスの方々!
アナ・ウィンター !
ヴァレンティノ・ガラヴァーニ!
マーク・ジェイコブス!
トミー・ヒルフィガー!
アレキサンダー・ワン!
ケイト・モス!
アリアナ・グランデ!
ケイティ・ペリー!
( ̄□ ̄;)
…メンバーすご過ぎですね!
↑映画の冒頭、いきなり暗殺されてしまう
ジャスティン・ビーバー!
この決め顔は、ひょっとしてマグナム!?
↑アリアナ・グランテも超端役で出演!!
ファッション業界を代表する重鎮たちが
バカバカしいチョイ役で出演し
作品を盛り上げてくれている本作は
業界全体がズーランダーしいう映画を
応援してくれている証拠なのです
推薦理由②
ファッション業界はみんな
デレクやハンセルやムガトゥを
愛してる!
↑ケイティ・ペリーもちょい役です!
ところで一体どんなストーリーなの?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑デレクとハンセルの後ろにいるのは
伝説のVOGUE編集長のアナ・ウィンター!
「プラダを着た悪魔」の
編集長のモデルとなった人ですね。
まぁ、ハッキリ言えば
説明するほどのストーリーではないので
お話に期待して観てしまうと
前作の方が良かった!
という感想になる作品だと思いますので
見所をいくつか説明しますと…
見所①
前回のネタの続きを楽しもう!
↑前作のウキウキ・ウェイク・ミー・アップの
衝撃的展開のシーンの続編は?
見所②
思わぬゲストの
何とベネディクト・カンバーバッチ!
見所③
ペネロペ・クルスの語る
胸が大きすぎてファッションモデルになれなかったの…
えっ、そうだったんだ
などでしょうか。
いやいや、まだまだ沢山ありますね。
前作のラストでデレクが作った
子供のためのモデル学校はどうなったのか?
前作のラストで登場したデレクの赤ちゃんは
どんな感じで成長をしたの?
21世紀のモデル業界で
90年代男性モデルの活躍の機会はあるの?
↑あれから15年だったけど
俺たちまだまだ流行最前線!?
なども楽しんでもらえると思います。
↑えっ!ひょっとして俺たち、時代遅れ…
ちなみに、こんな映画なので
当然のごとく公開時の評価は散々!
前作はタイミングが悪く低評価
今回は業界ネタのカメオ作品で低評価という
残念な続編となってしまいました
↑お二人は見事、ゴールデンラズベリー賞の
ワースト・スクリーン・コンボ賞を受賞してしまいました!
けれどきっと本作は、次第に再評価され
再び続編が望まれるのではないかと思います。
今の若きファッションデザイナーやモデルにとって
こんな有名な方々と競演できるコメディ映画は
他にはないのですから!
推薦理由③
カメオ出演者が
楽しんで出演した映画は
伝説の映画となり
次世代の参加希望者が生まれる
↑え~!こんな映画、私たちも出たい!!
そんなファッション業界映画があっても良いと思うのです
ヽ(=´▽`=)ノ
という訳で次回は
世界観の誕生と終結
というテーマで
パージ
という映画を解説したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑なんとVOGUEの表紙にデレク・ズーランダー!?
↑たとえ映画ファンには不評でも
ファッションファンは、みんなデレクが大好きなのです!
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