こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と全滅のとき
というテーマで前回に引き続き
ローグ・ワン
スターウォーズ・ストーリー
という映画を
解説させて頂ければと思います。
本作のタイトルである
ローグ・ワン
というのは
どういう意味なのでしょう?
私としてはローグ・ワンは
劇中で主人公たちの名乗った
架空のコードネームであると同時に
彼ら自身の存在を言い表した言葉だと
考えています。
ローグ(ROGUE)というのは
ならず者とかチンピラという意味。
ワン(ONE)という単語を人間で使うなら
“やつら”みたいな蔑称ですね。
では、帝国軍に大ダメージを与えた
誰も知らないならず者たちは
一体どんな奴らだったのでしょう?
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
未来を失ってしまった人間でも
自分の命を犠牲にする事で
誰かの希望になれる
というテーマが
描かれている映画だから
本作で活躍する
8人のメインキャラクターは
全員、地位も愛してくれる人もいない
未来の見えない若者たち。
↑メインキャラ全員が孤独な若者!
この映画の主人公のジン・アーソは
幼い頃に科学者である父親を帝国軍に奪われ
目の前で母を殺されてしまった少女。
↑幼い頃にすべてを奪われたジンは絶望少女。
キャシアン・アンドーは
6歳で反乱軍に所属して以降ずっと
暗殺などの反乱軍の暗部を担ってきたスパイ。
↑命令があれば信頼している仲間も殺す
反乱軍の諜報部員のアンドー
そう…
彼ら2人にとって人生とは
荒涼とした世界でしかありませんでした。
↑心のすさんでいた二人は
互いを信用せず、警戒心を持って接していました。
けれど、ジンの父親が生きており
帝国の機密情報を持っているという事が分かり
彼らはそれぞれの目的のために
お互いに協力する事となりました。
ジンは父親に再会するため。
アンドーは、情報を入手した後に
漏洩を阻止するためジンの父を殺すため…
↑情報だけ入手したらジンの父は始末せよ!
… … …
ああ。
絶望した青年たちの未来には
やはり絶望しか待っていないのでしょうか…
(ノ_-。)
そして冒険の途中で
彼らの仲間に加わった人々もまた
帰る場所も愛する人も持たない
絶望的に孤独な人たちだったのです。
パイロットのボーディーは
帝国軍を裏切って
機密情報を提供してくれた人ですが
彼はもはや帝国に戻る事はできません…
↑正しい事をしたボーディですが
帝国軍からは裏切者として追われる身に!
盲目の闘士チアルートは
ジェダの寺院の守り手でしたが
帝国軍によってジェダの寺院のみならず
ジェダの街も破壊され
守るべき全てを失ってしまった男。
↑ジェダイになる夢も
守るべき寺院も、故郷も、光も失った男。
ベイズはチアルートの友人でありながら
寺院を破壊されたショックで
魂の抜け殻のようになってしまった男。
↑今やっている事は
盲目のチアルートを守る事だけ…
そして帝国軍のドロイドを
アンドーが再プログラムしたK-2SOも
彼らと共に行動をしていますが
帝国軍からみれば裏切者。
↑元の仲間を倒してしまうK-2SOは
どこにも帰る場所のないドロイドです。
愛してくれる人もなく
所属する場所もない彼らは
生きる目的を見失った人々だったのです。
けれどそんな彼らは後に
成功率の極めて低い
デススターの設計図奪取計画に
参加する事を決意します。
一体なぜでしょう?
それは、ジンの切ない思いを感じたから。
彼らの中でジンだけが
生別れの父親が存在しました。
そしてジンの父親は
世界を救うための唯一の希望を
娘のジンに託して死んでいくのです…
↑せっかく再会できた父親とも死別するジン。
さて、父を殺したのはアンドーだったのでしょうか?
ジンに残されたものは
帝国の野望を砕けという父の遺志。
けれどだからこそジンは
父の遺志を継ぐことを決意し
そして、ジンの傍にいた
人生を見失っていた人々もまた
ジンを助けて
夢を叶えさてあげたい!
と立ち上がったのです。
↑ジン、お前と一緒に行くよ!
前回もご説明したとおり
彼らの先に待っているのは全滅!
けれど、たとえ全員の命を懸けたとしても
ジンの想いを遂げさせるために
彼らは死地へと踏み入れていくのです。
さて、そんな彼らには
一体どんな最期が待っているのでしよう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
推薦理由②
他者の夢を叶えることは
むなしい人生に
再び希望を灯す事でもある
↑目指す先には、数多の敵!
けれど、絶望を乗り越えた先にしか
希望はないのです!
でも、たった8人で帝国とたたかうの?
いいえ。
そこが本作の泣けるところ!
反乱軍の基地を勝手に飛び出した
ローグ・ワンの一味ですが
彼らの行動を知った反乱軍のメンバーたちも
彼らをサポートするために
立ち上がってくれるのです!
↑お前らだけを死なせやしないぜ!
推薦理由③
至誠天に通ず
そして、名前も知られず
むなしい人生を送って来た彼らの行動は
ルーク・スカイウォーカーの
デススター破壊という偉業へと繋がっていきます。
全滅とは悲しい結末。
けれど無意味な結末ではないのです。
↑さようならジーン、アンドー。
けれど彼らの持ち帰った希望で
世界は救われたのです…
と言う訳で本シリーズは本日でおしまい。
全滅映画はまだまだありますので
機会があればまた挑戦してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑たとえ我、死の陰の谷を歩くことがあれど
わざわいを恐れず。
フォースは我と共にあり、我はフォースと共にある。
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