こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と辛苦の人生

 

というテーマで

 

海賊じいちゃんの贈りもの

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

家族のいざこざというのは

 

当人たちは元より

 

周囲で観ている人にとっても辛いもの。

 

 

 

 

 

 

特に、子供が言い争う姿を見る親の心中は

 

察するに余りあるのです…

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

 

 

推薦理由①

諍いが絶えない生活は
老境にとっては
耐えがたいものである
という事が描かれているから

 

 

 

 

 

 

本作は家族の映画。

 

 

 

 

 

 

スコットランドに住む裕福な老人でゴーディは

 

息子たちのいざこざに、心からうんざりしていました。

 

↑ああ、もうめんどくさい…

 

 

 

 

 

 

長男は、仕事では成功していますが

 

他者に対して非常に高圧的な人。

 

 

 

 

 

 

奥さんは彼が怖くて

 

何も口答えできずノイローゼ気味ですし

 

息子は引きこもりとなってしまっていますが

 

長男は原因が自分にある事を全く理解していません。

 

↑とにかく自分で仕切りたい長男!

 

 

 

 

 

 

 

ロンドンに住む次男には

 

3人の子供と奥さんがいますが

 

実は夫婦は別居中。

 

 

 

 

 

 

理由は次男の

 

唯我独尊な性格が原因です。

 

↑相手の言う事を聞けない次男。

 

 

↑その割にはだらしない性格。

なんと子供と一緒にドライブ中に居眠り運転!

 

 

 

 

 

 

…ゴーディにとっては

 

溜息の出る状況ですね。

 

↑子供の前でも平気でケンカ!

 

 

 

 

 

 

 

ゴーディはスコットランドの海賊の子孫。

 

 

 

 

 

 

できれば海賊のように

 

些細な事などに悩まされず

安らかに最期を迎えたい

 

と願っていたのです。

 

↑孫の一人は海賊マニア。

ヴァイキングの兜には角がなかった!

という事を知っており

叔父さんからもらった兜の角を外しちゃいます。

 

 

 

 

 

 

そんな家族が久々に集まったのは

 

ゴーディの75歳の誕生会を行うため。

 

 

 

 

 

 

物事にうるさい長男は

 

盛大なイベントにしようと張り切り

 

次男にも命令口調。

 

 

 

 

 

 

次男もちょっとした事で

 

妻とすぐにケンカをしてしまいます。

 

↑ああ、ギスギスした夫婦関係あせる

 

 

 

 

 

 

家にいるのがイヤになったゴーディは

 

孫3人を連れて海岸へ行き

 

浜で寝ていた時、突然死んでしまうのです!

 

↑孫とのんびり遊んでいたら…

 

 

↑あれ!おじいちゃん死んじゃった!!

 

 

 

 

 

 

さて、ゴーディが死んだ事に気づいた孫たちは

 

どんな行動をしたのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

孫たちは考えます。

 

 

 

 

 

 

おじいちゃんが

 

一番望んでいた事って何だろう?

 

↑飄々としていたおじいちゃん。

死んだら、どうして欲しかったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

そういえば

 

おじいちゃんは海賊の子孫だよね。

 

 

 

 

 

 

その時、海賊マニアの孫が

 

思いつくのです!

 

 

 

 

 

そうだ!

 

おじいちゃんを

海賊と同じように埋葬しよう!

 

と…

 

 

 

推薦理由②

送り手のための葬儀ではなく

死者が望んでいた葬儀が

執り行われる事こそ

死者に対する敬意である

 

 

 

 

 

 

けれど、海賊の葬儀といえば

 

死体を筏に乗せて燃やす

 

というワイルドなもの!

 

↑おじいちゃんは、海が好きだったよね…

 

 

 

 

 

 

けれど、もし子供たちが

 

おじいちゃんを海上で荼毘に付してしまったら

 

現代では大事件です!!

 

 

 

 

 

 

 

当然マスコミは殺到し

 

興味本位で取材を申し込んできます。

 

 

 

 

 

 

こういう場合長男や次男は

 

どんな対応したら良いのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

子供を𠮟りつければ良いのでしょうか?

 

ノーコメントで押し通せば良いのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

おじいちゃんが死んでしまった時

 

彼らははじめて、大人としての決断を

 

自分たちがしなければいけない事に気づきます。

 

↑子供をどう守るのか…

そうか、俺はもう子供ではないんだ。

 

 

 

 

 

 

彼らは子供ではなく

 

家族を守るものとしての決断ができる

 

立派な人間になれたのなら

 

おじいさんも死んだ甲斐があったのです。

 

 

 

推薦理由③

世代交代した時に

はじめて自覚できる事もある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

舌禍による辛苦

 

というテーマで

 

心が叫びたがってるんだ

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑おじいちゃんが死んで遺したもの。

それは遺体ではなく

無くなったものがあっても

みんなで助け合える心だったのです。