こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も前回に引き続き
想像力と天使とデート
というテーマで
スーサイド・スクワット
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
メイン・ストーリーはさておき
本作は、DCコミック系のヒーロー映画に
新しい可能性を生み出した意欲作。
ですので本日は
本作は
何が革新的だったのか?
について考えてみたいと思います。
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
DCコミック・ヒーロー映画特有の
“戦う理由の重さ”
から解放された作品だから
DCコミックのヒーローと言えば
バットマンやスーパーマン
彼らは、重い宿命を背負って戦うヒーローです。
バットマンは、親が殺された事がキッカケで
警察の手に負えない犯罪者に対して
自らが恐怖の存在となって裁きを下している男!
↑バットマンは私刑執行人!
スーパーマンは、自分の母星を破壊され
孤児として地球に飛来し
自分の能力を地球人に隠して
神の代理人となって正義を行うことにした男
↑超越者として行動するスーパーマン
…どちらも、設定がヘビーですね
( ̄_ ̄ i)
だからこそDCの映画は
どうしても、重苦しい作品になりがち!
同じヒーロー系のマーベル作品が
わがままな天才社長が
ヒーローとして活躍するアイアンマンや
大きくなったり小さくなったりできる泥棒の
アントマンのように
軽~い感じの作品になっているのとは
対照的なのです。
↑巨大化して戦うアントマン!
(「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」より)
けれど今回のスーサイド・スクワットには
重苦しい展開が全くありません!
特にジョーカーとハーレイ・クインは
とてもポップな関係!
↑悪党だけど、とっても楽しそう!
今までのような重苦しさがない
楽しめる(アンチ)ヒーロー映画
となっており
DCコミックのヒーロー映画に
今までなかった空気感を与えているのです!
ヽ(=´▽`=)ノ
↑POPなヒーロー映画の誕生です
推薦理由②
女の子たちのミューズになれた
ハーレイ・クイン
本作の魅力は
なんといってもハーレイ・クイン!
ツインテールに、青と赤のヘアカラー。
狂っているにも関わらず
お茶目で可愛いハーレイ・クインは
今までのヒーロー映画には存在しなかった
ティーンの女子に受けたキャラ!
↑ヤバイ!かわいい~!!
マーベルのヒーロー映画のヒロインは
ブラック・ウィドウ。
…女の子たちが
かわいい~!って言うキャラではありませんね
バットマンでは
ティム・バートン版とクリストファー・ノーラン版で
キャット・ウーマンが
バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲では
ポイゾン・アイビーが登場しますが
どれも
真似した~いという雰囲気では
ありませんでした。
↑SMチックなキャットウーマンと…
↑アクの強いポイゾン・アイビー
そう!
本作でマーゴット・ロビーが演じた
ハーレイ・クインは
普通の女の子たちのファッション・アイコン化した
今までにないヒロインの誕生となったのです!
↑女の子たちにファッション・アイコンとして
認められたハーレクイン!
この事は今後
ヒーロー映画の新しいファン層を獲得する
ヒントになっていくと思われます。
推薦理由③
ピュアな純愛映画として
楽しめる!
ナチュラル・ボーン・キラーズが
今でもカルト的に人気がある理由は
ミッキーとマロリーの愛が
ピュアだから!
ピュアだから!
けれど、ヒーロー映画の場合
どうしても恋愛よりも
悪を倒す事が優先されてしまい
恋愛映画としての魅力は少なくなってしまいます。
↑スパイダーマンはMJを救うため頑張りますが
メインのお話は、怪人との対決です!
そう考えると、ヒーロー映画は
デート映画としては
あまり相応しくないかもしれませね…
けれど本作の場合
観客の興味は
ジョーカーとハーレイ・クインが再開できるかが
メインのストーリーよりも気になってしまうのです!!
↑大好きなプリンちゃん(ジョーカー)に
やっと会えたのに!
↑二人はどうなっちゃうの!?
はい。
この作品は
ジョーカーとハーレイの恋愛映画となっており
ヒーロー映画でメインの怪物退治より
二人の行く末の方が気になってしまうのです!
それはつまり
魅力的なヒロインを出せるなら
スーパーヒーロー映画でも
恋愛映画として受け入れられる可能性がある
という事になるのです!
スーサイド・スクワットは
そんなヒーロー映画の常識に
コペルニクス的転回をもたらした作品
だったのです!
↑恋愛映画として観れるヒーロー映画は
今まで存在しなかったのです!
軽いPOPなタッチで描かれた
かわいい悪役がヒロインの恋愛映画!
これから先に、そんな作品が
いっぱい生まれてくると
スーパーヒーロー映画は
もっと楽しくなるのではないでしょうか?
↑次は一体、誰をヒロインにした
スーパーヒーロー恋愛映画が生まれてくるのでしょう?
とっても楽しみです!
と言う訳で次回は
運命の天使とデート
というテーマで
ペーパームーン
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑みんな!また会いましょうね