想像力と不思議な恋愛関係（その２２）「恋人たち」（全ての人には、それぞれの愛がある）

こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
＼(＾▽＾)／

本日も

恋人たち

という作品を通して

想像力と
不思議な恋愛関係

というテーマでお送りしたいと思います。

不思議な恋愛映画シリーズも

本日で最後。

恋愛を描いた作品は

いわゆる恋愛映画だけではないという事を

私自身も改めて知る事ができる

シリーズとなりました

＼(＾▽＾)／

本日の恋人たちは

タイトルは恋愛映画のようですが

序盤の映像をみると

とても恋愛映画のようなには

見えない作品

なのです。

なにせ画面に登場するのは

恋人がいない人ばかり！

主な登場人物は３人。

暗い部屋でボ～ッと

雅子様の婚礼を映したホームビデオを観ている

中年の主婦らしき人。

↑登場人物①

疲れた感じのおばさん

前日に作ったらしい

冷たくなったカレーをスプーンですくって

黙々と食べている独り身らしい男。

↑登場人物②

なんか暗い無口な男

ヘラヘラとした表情の

誠意のなさそうな若手弁護士。

↑登場人物③

軽口ばかりで不誠実な弁護士

…

(-"-;A

…とても

恋人たちの映画には

思えませんね！

彼らは

直接関係することはほとんどなく

おばさんの話と無口な男の話と弁護士の話は

同時進行で語られていきます。

↑３人の話が入れ替わりながら

少しずつ進んでいきます。

けれどこの映画は

じわじわと彼らの内面に迫っていき

ラストに向かうに従って

彼らの恋愛に関する様々な想いが

描き出されていくのです！

一体どんな内容なの？

それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。

彼らの生活の断片を観ていても

決して愛がある生活には見えません。

けれど愛とは

常に口に出して語るものではありません！

だから一見すると

愛する気持ちなど

持ち合わせていないような彼らにも

人を愛する気持ち

というのは持ち続けているのです！

失われた愛に対する思い

あきらめていた愛

愛に出会いたいと思う心

そんな心が垣間見えた時

外見からでは見えてこなかった

人間らしさが伝わり

彼ら全員が愛しい存在となっていく。

これは、そんな映画なのです。

恋愛のカタチは一つではありません。

人間の数だけ愛があり

さまざま恋愛が喜悲劇を生み出し続ける。

それが現実社会なのだと

思います。

↑人を愛するというのは

時に、とてつもなく苦しい思いを

背負うことにもなります。

けれど、それでも人は

愛することを止めないことで立ち直れる

ものなのす。

という訳で

不思議な恋愛映画シリーズは

これにて終了！

長い間お付き合い

ありがとうございました！

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

↑他者を愛する想いは見えるカタチではないからこそ

心の中の愛を語れず人は生きています。

けれど映画は

そんな人の心を描く事ができる

すばらしいメディアなのです

(*´∇｀*)

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