こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
ターボ
という映画を通して
想像力と夢工房
(ドリームワークス)
というテーマで
お送りしたいと思います。
アメリカは多民族国家
決して
白人だけの国ではありません
だから当然
白人以外の人種が
主人公の映画
というのも存在するのです。
本日のターボも
主人公が白人ではありません!
主人公はなんと…
カタツムリです!
↑白人じゃない主人公!
…
( ̄_ ̄ i)
カタツムリは人間じゃないから
白人じゃないのは当たり前じゃない?
はい(^^)
正確には
主人公のカタツムリが
白人を投影したキャラではない
という事です!
主人公のテオは
インディ500に憧れているカタツムリ
インディ500といえば
世界最速のカーレース!
↑正式名称はインディアナポリス500!
テオは、カタツムリですが
レーサーに憧れる心を持った
カタツムリ
なのです。
といっても、カタツムリですから
もちろん動きは超スロー!
↑ちなみに、これがテオの実力!
けれどテオは
日々早くなる練習は欠かさない
夢をあきらめない
カタツムリ
だったのです。
↑夜中に一人で練習を欠かさないテオは
夢をあきらめない青年です!
そんなテオは、兄と一緒に
トマト畑で肉体労働者として働いています。
トマト畑は、工場のような仕事場。
カラスに襲われる危険もある職場です。
↑大勢のカタツムリが働く職場
もちろん肉体労働です。
れサーになる夢ばかりみているテオに
兄のチェットは言います。
夢なんか見るな!マジメに働け!
と…
↑カタツムリがレーサーになる?
アホなこと考えてないで、まじめに働け!
さて、この兄弟は
人間でいえば、どんな境遇の人でしょう?
父母もいなく兄弟二人だけ。
過酷な工場で日々働き
夢なんか見るな!
と、自分たちに
言い聞かせ生きている…
…これ、白人青年が主人公の
がんばれば夢は叶う!系映画
じゃありませんね。
夢をあきらめ
コツコツ地道に働くチェットの助言を無視し
夢をあきらめないテッドに
ある日奇跡が起こるのです!
人間たちのカーレースに巻き込まれたテッドは
改造車のブースト用ニトロを全身に浴び
超速カタツムリ
になってしまうのです!
↑なんと、突然超高速に!
けれど…
調子に乗って大暴れしたテオのために
トマト畑は大惨事!
結果としてテオと兄は
トマト畑をクビになってしまうのです!
コツコツ働いていても
一瞬でクビ!
…なんか悲惨ですね
(ノ_-。)
そして、路上に放り出された二人は
人間に捕まってしまいます!
彼らを捕まえたのは
タコス屋をやっている青年
↑人の良さそうなタコス屋の青年!
青年にも兄がいるのですが
でっかい夢ばかり見ている弟に対して兄は
ちゃんとマジメに働け!
と叱りつけるのです。
↑変なこと考えず、地道に働け!
彼らもまた、白人じゃない存在です。
けれどなぜ青年は、テオたちを
捕えたのでしょう?
それは
カタツムリ・レースの選手として!
レースに勝てるぞ!
タコス屋兄弟の働くショッピング・モールは
移民の人たちが集まっている
うらぶれた場所。
↑カタツムリレース会場のあるショッピングモール
とっても閑散としています
(>_<)
そして
カタツムリ・レースの選手たちは…
なんだかヒップなヤツラだったのです!
ちょっとDQN入っている彼らもまた
白人青年とは思えないのです。
↑ちなみに、レースメンバーのリーダーである
ウィップラッシュの肌の色は黒!
声優もサミュエル・L・ジャクソンですので
白人青年ではないですね…
…ここまで説明すればもうお分かりですね
ヽ(=´▽`=)ノ
この映画は
アメリカに住んでいる白人以外の
格差社会の底辺で暮らす人々に
捧げられた作品
なのです。
過酷な工場や、寂れたモールで働き
夢をあきらめ毎日をなんとなく生きている…
そんな彼らの中で
テオとタコス屋の弟だけが
こんな自分たちだって
夢を見たっていいじゃない!
と
夢に挑戦しようとしているのです。
↑俺たちで挑戦しようぜ!
何に挑戦?
(・_・;)
それはもちろん
テオの
インディ500への挑戦!
なのです
\(^▽^)/
さて、そんな二人の夢は
果たしてどんな結果になるのでしょう?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
↑インディ500に出場できれば
長年憧れていた最強レーサーの
ギー・ガニエと対戦できます!
この映画は
今、アメリカで増え続けている
ヒスパニック系移民やメキシコ系移民が
白人が独占している
栄光の場所に挑戦する
というストーリー。
↑お前、カタツムリだろ…
これを言い換えると
お前、マイノリティだろ…という事です。
直接的な描写ではなく
カタツムリという姿にしていますが
とても挑戦的なテーマだと思います。
他民族国家であるアメリカは
やがては白人が多数ではなくなる
可能性が高い国。
そんな近未来のアメリカでは
一体、どんな人種が栄光を掴むのでしょう?
それはひょっとすると特定の人種ではなく
夢をあきらめず
ひたすら挑戦を続ける
全ての人に
チャンスが与えられる国
に、なるかもしれませんね
ヽ(=´▽`=)ノ
↑カッコイイ男の子も
可愛い女の子も一切出てこないターボも
やっぱり日本未公開!
でも、結構大事なテーマを描いてると
思います(^^)
という訳で次回は
保守と革新
というテーマで
クルードさんちの
はじめての冒険
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑ひょっとすると未来のアメリカは
人種じゃなくて
夢に向かった努力した人が
輝いていく国になるかもしれませんね…
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