こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
スピリット
という映画を通して
想像力と夢工房
(ドリーム・ワークス)
というテーマで
お送りしたいと思います。
動物文学
というジャンルがあります。
広い意味で言えば
ウサギとカメや三匹のこぶた等も
動物文学といえなくもないですが
これらは
動物を擬人化したものですので
リアルな動物小説とは言えませんね。
↑ウサギとカメは
リアルな動物の生態ではなく
おごる人と努力の人をウサギとカメに
置き換えたものです。
リアル系で有名なものと言えば
シートン動物記
などではないでしょうか?
シートンが記した狼王ロボは
博物学者でもあったシートンが
実際に出会った狼を基に描かれた作品。
↑狼王ロボは
ディズニーが実写映画にしています
(私は未見ですが…)
ですので
シートンの場合は
人間の目を通して見た
動物たち
という視点で描かれています。
「私の知る野生動物」という文章を
まとめたものです。
擬人化は
人間のキャラを動物にしたもの
観察記は
人間が観察した動物の生態
では
動物自身の心の中を
描いた作品
というのは
存在するのでしょうか?
はい。
ヽ(=´▽`=)ノ
実は、そんなジャンルも
存在するのです。
有名なのは
ジャック・ロンドンの白い牙
↑白い牙
ホワイト・ファング(白い牙)
という狼と犬の混血が主人公のこの小説は
狼の行動を客観的に描きながらも
彼の心情が伝わってくる作品。
自然の中で
生き抜く魂の尊さ
を感じさせる
永遠の定番小説となっています。
↑こちらは白い牙の影響を
強く受けたと思われる銀牙!
本日のスピリットは
そんな白い牙のような
動物の気高い魂
を描いたアニメーションです。
この映画の主役は
アメリカの西部開拓時代に生きた
野生の馬!
↑主人公はムスタング種の馬です。
馬ですから
当然、しゃべりません!
彼は、野生の中で育ち
やがては
仲間たちのリーダーとなっていきます。
↑幼かった馬は…
↑やがて仲間のために猛獣とも戦う
リーダーとなっていきます!
けれど、ある晩
好奇心に駆られて
人間の焚き火を身に行ってしまい
捕らえられてしまうのです。
↑捕まった馬は仲間たちを逃がします。
そんな馬は
白人たちの砦に連れて行かれ
乗馬用の馬に調教されそうになりますが
彼の野生の魂は
絶対に自分の背中に
人間を乗せようとはしなかったのです!
↑手綱を付けられようが…
↑絶対に背中には乗せない!
↑それが野生の魂だ!
↑彼の野生の魂に
飼いならされた馬たちも賛同します!
さて、そんな野生の魂を持つ馬は
一体、どうなってしまうのでしょう?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
↑砦のボスである大佐は
人間は自然を屈服させることができる
という信念を持っている男
↑けれど馬も
絶対人間には屈服しないという信念を持つ馬!
↑二つの曲がらぬ魂はぶつかり合うのです!
↑そして屈服させられないことを知った大佐は…
危ない!馬!!
この映画は
そんな野生の魂を持つ馬を描きながら
同時に
自分の信念を曲げないスピリッツの
素晴らしさを描いていきます。
↑精神は誰にも縛られず自由であるべき!
そして、この考え方は
人の心は
誰にも縛られず
自由であるべき!
という
アメリカン・スピリッツ
に通底するものであったため
この映画は
アメリカでは大ヒットとなりました。
こういう作品は
そんなに多くは必要ありませんが
何年かに一度は
人のスピリッツを伸び覚ますような名作が
生まれてくれると嬉しいですね
ヽ(=´▽`=)ノ
という訳で次回は
オマージュ・アニメ
というテーマで
モンスターvsエイリアン
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑徹底的に馬の動きを研究した
スピリットの映像は
動物の動きを観る映画としても
おススメなのです!
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