こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力とアーカイブ
というテーマで
想像力と色で魅了する映画
シリーズ
を振り返ってみたいと思います。
本日、ヨーロッパから
無事帰国できましたので
以前の解説を振り返るこのシリーズも
本日でおしまい!
最後はグレーという色をテーマに
二つの映画を比較してみたいと思います
ヽ(=´▽`=)ノ
⑨
子供の憂鬱な心のねずみ色
かいじゅうたちのいるところ
楽しい時の心は
想像しやすいですよね
けれど
憂鬱な時の心の中
は、どんな感じなのでしょう?
こちらは
憂鬱な時の姿であって
心の中の映像ではありませんよね。
憂鬱な時の姿であって
心の中の映像ではありませんよね。
楽しいとは異なり
憂鬱の原因は人それぞれですので
心の中は見えにくいもの。
↑子供が生まれる憂鬱を映像化したのが
イレイザー・ヘッドですが
子供の誕生=憂鬱
イレイザー・ヘッドですが
子供の誕生=憂鬱
と、なる人はあまりいないのでは
ないでしょうか?
ないでしょうか?
けれど
グレーな気持ち
とい言葉があるように
憂鬱な心のイメージがグレーだということは
万国共通なのだと思います。
もちろん子供だって
憂鬱な気持ちになることはあります!
そんな心の中のグレーと
子供っぽいイマジネーションが
上手にミックスされたのが
かいじゅうたちのいるところ
という映画です。
↑子供の憂鬱な心の映像化!
主人公のマックスは
シングルマザーの子供。
シングルマザーの子供。
最近、お母さんに
新しい恋人ができてイライラが爆発!
母さんと喧嘩して
家を飛び出してしまいます。
家を飛び出した少年は
走って、走って、走って、走って
そこなにあった船に乗って
どこかの島に行ってしまうのです!
???
その上、島にたどり着くと
そこには
謎の怪物たちが7匹もいて
少年を島の王様にしてくれるのです!
↑マックス。
僕たちの王様になって!
僕たちの王様になって!
( ̄_ ̄ i)
はい。
もう、お気づきだと思いますが
これは現実の話ではなく
マックスの心の中を
映像化したもの
映像化したもの
かいじゅうたちのいるところは
少年の心の中の出来事なのです。
かいじゅうたちの性格は全て別!
友達思いのかいじゅう
きつい言い方の
イヤミなかいじゅう
イヤミなかいじゅう
臆病なかいじゅう
頑固なかいじゅう
優しいかいじゅう
冷静に
考えられるかいじゅう
考えられるかいじゅう
…そして
好きなことに対しては
楽しむけれど
上手く行かないことがあると
爆発するかいじゅう
です。
↑俺たち、気が合うよな!
少年は
怒りを爆発させるかいじゅうと
一番仲良しになりますが
二人目指した理想の世界は
怒りで周囲のもの全てを破壊していく
廃墟のような世界だったのです。
子供の心が灰色なのは
自分で、心を灰色にしているから!
↑世の中、何もかも気にくわない!
という気持ちが
世界をグレーにするのです。
という気持ちが
世界をグレーにするのです。
それに気づけば
灰色は自然と消えていくものなのです。
けれど
大人の憂鬱な灰色を消すのは
簡単ではありません
⑩
大人の心のダークグレー編
バッファロー66
↑大人のダークなグレー。
こちらの主人公は
もはや自分の力では灰色を克服できない青年。
↑マックスのように
自力でグレーな気持ちを克服するのは
不可能な状況です。
自力でグレーな気持ちを克服するのは
不可能な状況です。
原因は恐らく、父母の彼への無関心。
四六時中、地元のフットボールチーム
バッファローズ
の事ばかり考えている父母に育てられた彼は
人と上手く繋がれない青年へと成長してしまったのです。
↑父母の家。
筋金入りの
バッファローズ・ファンです…
筋金入りの
バッファローズ・ファンです…
そんな彼は
知り合いの罪をかぶって刑務所に服役!
やっと出所してきましたが
彼が刑務所に入っていたことすら
父母は知らないのです…
↑出所しても
誰も迎えにこないのです…
誰も迎えにこないのです…
彼は家に電話をしますが
自分の状況を上手く説明することができず
つい口からでまかせで
政府の仕事をしている!
結婚して妻もいる!これから連れて行く!
と言ってしまうのです。
↑家族と電話している時の表情。
憂鬱な感じですね。
憂鬱な感じですね。
…途方に暮れた彼は
街のダンス・スタジオにいた女の子を
いきなり拉致!
おい。
車を運転して俺の家に行って
父母の前で妻のフリをしろ!
そして俺を大好きだと言え!
と、無茶を言うのです。
↑おい。
俺の妻のフリをしろ!
ちなみに彼は
武器も何も持っていません…
俺の妻のフリをしろ!
ちなみに彼は
武器も何も持っていません…
グレー一色の彼の心は
もはや正常な判断力があるとは
言えないのです。
言えないのです。
けれど
何故か拉致された女の子は
いいわよ
と、言ってくれたのです。
↑さて、どうして彼女は
いいわよと言ってくれたのでしょう?
いいわよと言ってくれたのでしょう?
大人のダークグレーの心は
自分だけで晴らすのは不可能に近いこと。
けれどもし
あっ。この人の心に
グレーがある!
と気づいてくれる優しい隣人がいれば
ひょっとしたら
大人の闇に近いグレーも
晴らすことができるかもしれないのです
↑大人の心の深いダークグレーは
そう簡単に晴れないのです。
そう簡単に晴れないのです。
という訳で
想像力とアーカイブシリーズは
本日でおしまい!
また長期出張の際には
再開するかもしれませんが
その際は、どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*^ー^)ノ