こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力とアーカイブ
というテーマで
想像力と色で魅了する映画
シリーズ
を振り返ってみたいと思います。
今回のテーマは
パステル・カラー
原色に白がたっぷり加えられた
パステルカラーは
かわいらしい色ですよね!
けれど
パステルカラーの印象だって
一様ではないのです。
⑦
子供の好きなパステルグリーン?
ハッとしてキャット
この映画は
子供たちが大好きな
言葉遊び絵本の
THE CAT IN THE HAT
(ハッとしてキャット)
を映画化したもの。
↑小さい子が始めて読む
楽しい文字の本がハッとしてキャットでする
楽しい文字の本がハッとしてキャットでする
そんな原作だからこそ
子供たちに喜んでもらえるように
この映画の映像は
この映画の映像は
パステルな色彩を基調にした
まるで
ティム・バートンの世界の様です
\(^▽^)/
けれど残念ですが
この映画は全くヒットしませんでした
(ノ_-。)
(ノ_-。)
なぜなのでしょう?
それは
国民的に愛されている
主人公のキャットが…
↑国民みんなが愛しているキャットは
こんな感じ。
こんな感じ。
こんな感じだったから!
↑!!!!!!!!!
( ̄□ ̄;)
こ、これは…
違和感を感じてしまいますね。
↑みんな!
楽しいキャットの映画だよ!
楽しいキャットの映画だよ!
この
これじゃない感
によって
映画は観客からそっぽを向かれ
子供に愛されるはずのパステル・グリーンも
愛されることなく終わったのです。
↑せっかく頑張ったパステル・ワールドも
単なる悪趣味に…
単なる悪趣味に…
ちなみに本作は、日本では未公開!
(DVDは、絶賛?発売中!)
(DVDは、絶賛?発売中!)
パステル・カラーを使えば
かわいいから
子供たちが喜ぶはずだよ!
子供たちが喜ぶはずだよ!
というものではないのです。
⑧
女の子の心の中のパステル・ピンク
マリー・アントワネット
けれど逆に
これこそ
私たちの世界だ!
私たちの世界だ!
と
熱狂的に支持され続けている
パステルカラーの映画もあります。
マリー・アントワネット
は
女の子の心の中って
こんな感じだよ!
ということを描いた作品
↑女の子は心の中で何を思う…
だから
歴史に詳しい人が観ると
なにこれ?
と思う映画ですし
男性の方がご覧になると
全く分からない!
という感想になる映画かもしれません。
けれど
女の子の心の中って
現実社会でも
男性が理解できるものなのでしょうか?
↑男が分かるのは、コッチの世界だけ。
(これは「バッドボーイズ2バッド」)
(これは「バッドボーイズ2バッド」)
女の子の心の中は
仕事で頑張る自分。
恋をする自分。
子供を育てる自分。
オシャレを楽しむ自分。
お菓子が大好きな自分。
たまには
浮気してみたい自分。
けれど
家族を守りたい自分。
家族を守りたい自分。
など
様々な思いがおもちゃ箱のように
詰まっているのです!
だから
男性の視点で見ると
何が言いたいんだか
全然分らない!
という感想が多いこの作品なのですが
逆に女の子からは
アントワネットの気持ち
すっごくよく分る!
と共感される作品なのです。
この映画を監督した
ソフィア・コッポラは
女性の心の中を描くのがとても上手い人。
バージン・スーサイズ
ロスト・イン・
トランスレーション
トランスレーション
ブリングリング
などの作品も
全てが
モザイクのような女の子の心の中
を描いた作品ばかりなのです。
を描いた作品ばかりなのです。
もちろん
パステル・ピンクも
女の子の色!
女の子の色!
↑こういうのも好き!
歴史映画を観るのではなく
現代の若い女の子が
もし若くして
ブルボン王朝にお嫁入りしたら
きっとこんな気持ちになるんじゃない?
という視点で見て頂けると
この映画のパステル・ピンクは
一生忘れられない素敵なパステル・ピンク
になるのではないかと思います。
↑歴史家の視点からしか
マリー・アントワネットを語ったらダメなの?
彼女だって女の子なのです!
マリー・アントワネットを語ったらダメなの?
彼女だって女の子なのです!
という訳で次回も引き続き
心の中の色
というテーマで
というテーマで
子供の憂鬱な心の
ねずみ色
ねずみ色
と
大人の憂鬱な心の
ダークグレー
ダークグレー
の映画をご紹介させて頂ければと思います。
ではまた(*^ー^)ノ