こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/




本日も

想像力とアーカイブ




というテーマで

想像力と色で魅了する映画
シリーズ

を振り返ってみたいと思います。






今回のテーマは

パステル・カラー




原色に白がたっぷり加えられた

パステルカラーは

かわいらしい色ですよね!






けれど

パステルカラーの印象だって

一様ではないのです。





子供の好きなパステルグリーン?
ハッとしてキャット




この映画は

子供たちが大好きな

言葉遊び絵本の

THE CAT IN THE HAT
(ハッとしてキャット)

を映画化したもの。

↑小さい子が始めて読む
楽しい文字の本がハッとしてキャットでする




そんな原作だからこそ

子供たちに喜んでもらえるように

この映画の映像は

パステルな色彩を基調にした

まるで

ティム・バートンの世界の様です

\(^▽^)/



↑とってもPOPな色調の映画!





けれど残念ですが


この映画は全くヒットしませんでした

(ノ_-。)





なぜなのでしょう?






それは

国民的に愛されている

主人公のキャットが…

↑国民みんなが愛しているキャットは
こんな感じ。



こんな感じだったから!

↑!!!!!!!!!



( ̄□ ̄;)


こ、これは…

違和感を感じてしまいますね。

↑みんな!
楽しいキャットの映画だよ!



この

これじゃない感

によって

映画は観客からそっぽを向かれ

子供に愛されるはずのパステル・グリーンも

愛されることなく終わったのです。

↑せっかく頑張ったパステル・ワールドも
単なる悪趣味に…





ちなみに本作は、日本では未公開!

(DVDは、絶賛?発売中!)





パステル・カラーを使えば
かわいいから
子供たちが喜ぶはずだよ!

というものではないのです。

↑原作ファンは
喜べななかった作品なのです。








女の子の心の中のパステル・ピンク
マリー・アントワネット




けれど逆に

これこそ
私たちの世界だ!


熱狂的に支持され続けている

パステルカラーの映画もあります。






マリー・アントワネット


女の子の心の中って
こんな感じだよ!

ということを描いた作品


↑女の子は心の中で何を思う…




だから

歴史に詳しい人が観ると

なにこれ?

と思う映画ですし

男性の方がご覧になると

全く分からない!

という感想になる映画かもしれません。







けれど

女の子の心の中って

現実社会でも

男性が理解できるものなのでしょうか?

↑男が分かるのは、コッチの世界だけ。
(これは「バッドボーイズ2バッド」)





女の子の心の中は

仕事で頑張る自分。

恋をする自分。

子供を育てる自分

オシャレを楽しむ自分。

お菓子が大好きな自分。

たまには
浮気してみたい自分。

けれど
家族を守りたい自分。

など

様々な思いがおもちゃ箱のように

詰まっているのです!

↑仕事だってやるけれど…

↑友達との時間も必要!


↑もちろん、こういう時間も大切!

↑ああ。
これも忘れちゃいけないですね
(*´∇`*)






だから

男性の視点で見ると

何が言いたいんだか
全然分らない!

という感想が多いこの作品なのですが

逆に女の子からは

アントワネットの気持ち
すっごくよく分る!

と共感される作品なのです。





この映画を監督した

ソフィア・コッポラは

女性の心の中を描くのがとても上手い人。





バージン・スーサイズ

ロスト・イン・
トランスレーション

ブリングリング

などの作品も

全てが

モザイクのような女の子の心の中

を描いた作品ばかりなのです。






もちろん

パステル・ピンクも
女の子の色!

↑こういうのも好き!




歴史映画を観るのではなく

現代の若い女の子が

もし若くして

ブルボン王朝にお嫁入りしたら

きっとこんな気持ちになるんじゃない?

という視点で見て頂けると

この映画のパステル・ピンクは

一生忘れられない素敵なパステル・ピンク

になるのではないかと思います。

↑歴史家の視点からしか
マリー・アントワネットを語ったらダメなの?

彼女だって女の子なのです!






という訳で次回も引き続き

心の中の色

というテーマで




子供の憂鬱な心の
ねずみ色



大人の憂鬱な心の
ダークグレー

の映画をご紹介させて頂ければと思います。





ではまた(*^ー^)ノ