こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
「華麗なる相続人」
という映画を通して
想像力と
優しい思いやり(かも?)
というテーマで
解説してみたいと思います。
本作は
オードリー・ヘプバーンが出演した中で
最も?な映画です
ストーリーは…
関連会社を60以上持つ
ロフ製薬の社長サム・ロフが雪山で滑落!
彼は生死不明となります。
会社の重役であるロフの親族たちは
未公開株だったロフ製薬の株を
公開しようと考えます。
↑親族の皆さん。
理由は
一族全員
お金に困っていたから!
お金に困っていたから!
↑こちらも親族のみさなん。
大金が手に入りそうでウキウキです。
大金が手に入りそうでウキウキです。
株の公開に関しては
死んだサムたけが拒否していたのですが
彼はもういません。
これで一族みんながハッピーに!
と思っていたのですが…
なんと
筆頭株主で経営権を持った
サムの娘のエリザベスが
株は公開しない!
と宣言するのです。
と宣言するのです。
↑エリザベス(ヘプバーン)は
株を公開しないと決定!
親族にお金は入らないことに
(-_-;)
株を公開しないと決定!
親族にお金は入らないことに
(-_-;)
そんな騒動の中
不可解なサムの死の究明に警察も動き出します。
さらに
娼婦の首を締めて殺し川に遺棄する
謎の殺人鬼まで登場です!
遺産相続!
不可解な死因!
暗躍する殺人鬼!
「犬神家の一族」
みたいですね
↑死んだ当主の遺産をめぐって
陰惨な殺人事件が多発する
陰惨な殺人事件が多発する
「犬神家の一族」
けれど…
この映画は
あまり完成度が高くないのです
ヽ(;´ω`)ノ
理由はいろいろ。
意味不明の設定!
回収してない様々な伏線!
手抜きのアクション!
そして何より
登場人物を
魅力的に描けていない!
魅力的に描けていない!
…残念ですが
この映画に評価すべきポイントは
この映画に評価すべきポイントは
ほとんど見当たらないよう思えます。
↑…屋根の上で落ちそうになるヘプバーン。
緊張感…
ないですよね(>_<)
緊張感…
ないですよね(>_<)
ということは
経験の浅い
監督さんの作品?
監督さんの作品?
いいえ。
この映画の監督は
テレンス・ヤング!
テレンス・ヤング!
あの007シリーズで
大ヒットを飛ばしたレジェンドなのです!
なのにどうして
こんな作品になってしまったのでしょう?
えっと…
ここから先は想像なのですが
恐らくテレンス・ヤングは
引退作を発表するタイミングを
逸してしまった監督
逸してしまった監督
だったのではないかと思います。
彼の全盛期の作品は
セクシーで華麗なスパイが
世界中を駆け巡る
世界中を駆け巡る
という
男のファンタジー
が支持された時代。
1960年代初頭までは
そんな世界観を
そんな世界観を
無邪気に楽しめる時代でした。
けれど
60年代後半になると
ベトナム戦争や学生運動など
深刻で根の深い問題が
世界を覆います。
世界を覆います。
007では解決できない
問題
ですね。
問題
ですね。
そんな時代に彼の作品は
少しずつ魅力を失っていくのです。
時代と合わなくなりつつあった
彼の作品ですが
彼の作品ですが
オードリーを起用したサスペンス
「暗くなるまで待って」
が大ヒット!
彼の再起のチャンスは
ヘプバーンがもたらしてくれたのです!
そして
そんな経験があったからこそ
テレンス・ヤングは
さらに10年以上が経過した時代に
もう一度私に
奇跡を呼び寄せてくれるのは
奇跡を呼び寄せてくれるのは
ヘプバーンだ!
と考えたのかもしれません。
けれど
二度目の奇跡は起こらず
これぞ引退作!
というものを残すことなく
ヤングはこの世を去っていったのです。
(ノ_-。)
なるほど!
けれどこれは
テレンス・ヤングの視点!
ヘプバーンが
出演を受ける理由
ではありませんよね…
出演を受ける理由
ではありませんよね…
ですので
さらにもう少しだけ想像力を
働かせてみます。
テレンス・ヤングは
第二次世界大戦中に従軍していた監督。
彼はマーケット・ガーデン作戦
で負傷してしまいます。
そんな彼が運び込まれた
オランダの病院で
ボランティアの看護婦として
働いていたのが…
働いていたのが…
オードリー・ヘプバーン
だったのです!
だったのです!
↑若い頃のヘプバーン!
こんな子に介抱してもらった
こんな子に介抱してもらった
テレンス・ヤング。
映画とは
まだ全然縁のなかった時代。
まだ全然縁のなかった時代。
未来の監督と未来の大女優は
戦時下の病院で
知り合っていたのです!
戦時下の病院で
知り合っていたのです!
そんな
特別の思い出があったからこそ
特別の思い出があったからこそ
ほぼ引退状態だったヘプバーンが
テレンス・ヤングのために
出演してくれたのだとしたら…
この映画は
作品的にはアレですが
ヘプバーンの人間性を知る上では
ひょっとすると
貴重な作品なのかもしれません
貴重な作品なのかもしれません
ちなみにこれは
あくまで私の想像
もし真相を知ってらっしゃる方がいらしたら
是非教えて頂ければ幸いです
ヽ(=´▽`=)ノ
あくまで私の想像
もし真相を知ってらっしゃる方がいらしたら
是非教えて頂ければ幸いです
ヽ(=´▽`=)ノ
ではまた(*^ー^)ノ