本日は
「フィンランド式
残酷ショッピング・ツアー」
残酷ショッピング・ツアー」
という作品を通して
想像力と
ヴァルプルギスの夜
ヴァルプルギスの夜
というテーマについて
考えてみたいと思います。
他国の
ミステリアスなお祭り
って
ミステリアスなお祭り
って
ちょっと怖い感じもしますよね。
ニューオリンズの
謝肉祭
とか
ヴェネツィアの
カルネヴァーレ
とか
メキシコの
死者の日
などは
本当に
行っても大丈夫
かな?
行っても大丈夫
かな?
と思わせるような妖しさが
漂っています
(^_^;)
(^_^;)
ヴァルプルギスの夜
も
も
そんなミステリアスなお祭りの一つ。
↑かがり火と魔女!
これがヴァルプルギスの夜(^^)
これがヴァルプルギスの夜(^^)
ドイツや北欧で行われている
春の祭りの前夜祭なのですが
魔女の集まる夜
としても有名なお祭りです。
↑ドイツのブロッケン山には
魔女が集まって来るとか…
魔女が集まって来るとか…
アニメの「まどかマギカ」でも
ヴァルプルギスの夜は
魔女の世界
でしたね
↑魔女の成れの果てが行き着く
絶望の世界が
ヴァルプルギスの夜
絶望の世界が
ヴァルプルギスの夜
普段は理知的で温厚な
ドイツや北欧の人たちが
夜を明かして騒ぐ
「魔女の夜」
は
外国人から見れば
ちょっと怖い
イベント
イベント
なのではないかと思います。
本日の
「フィンランド式残酷
ショッピング・ツアー」
ショッピング・ツアー」
は
恐らくですが…
ロシア人から見た
フィンランドの
ヴァルプルギスの夜
に起こっている
に起こっている
ホラーな出来事
という内容だと思われます。
主人公は
ロシアの少年とお母さん。
二人はバス・ツアーで
フィンランドへ
ショッピングツアーに出かけます。
ロシア人から見た
フィンランド人のイメージは
フィンランド人のイメージは
ロシア人に比べて
親切
親切
ロシア人より
キチンとしている
キチンとしている
ロシア人とは違って
人を殴らない
…
ということは、
逆に言えばロシア人って…
親切じゃない
キチンとしていない
人を殴る
ということなのでしょうか?
( ̄Д ̄;;
この映画の母子も
なんだかちっょと
やさぐれた感じ。
息子は母親に対して
ぞんざいな態度で接します。
口のきき方も悪いですし
食べ物を買うといって
こっそりとビールを買って飲み
空き缶は、その辺にポイ捨て。
↑あまり良い子でない息子。
この映画は
彼は携帯で撮影した映像
という設定です。
この映画は
彼は携帯で撮影した映像
という設定です。
とんでもない子供
です!
です!
けれど
お母さんも
辞めるといっていたタバコを
かくれて吸っていたり
この旅行が
自分のための
ショッピング・ツアーだったことを
息子に隠していたりしています。
ショッピング・ツアーだったことを
息子に隠していたりしています。
↑かなり自己中心的な母。
夢のフィンランドに
お買い物に来たのです(^^)
夢のフィンランドに
お買い物に来たのです(^^)
母親も
かなり身勝手です!
かなり身勝手です!
実は、この映画の大半は、
そんな
ロシアの荒れた親子を
描いて行きます。
けれど
フィンランドの
ショッピングセンターで
お買い物を始めた頃から
内容は急展開します。
さきほど
褒めまくっていた
親切で
キチンとしていて
殴らない
フィンランド人たち
が
突然、ロシア人を襲い
人肉を食べ始めるのです!!!
↑ウガー!!!!
襲い来るフィンランド人!
ゾンビ!?
いえいえ。
ゾンビではありません。
彼らは人間。
ちゃんと会話もできます。
↑ロシア人も真っ青な
凶暴化したフィンランド人!
けれど彼らは
外国人の人肉を
むさぼっているのです!
一体
何が起こったの!?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
でも、
ちょっとだけ説明すると
フィンランド人の温厚さは
ヴァルプルギスの夜と
引き換えに
もたらされたもの
だったのです!
一年に一度の狂乱の日!
不幸にも母子は
そんな特別な日に
フィンランドに
ショッピング・ツアーに
来てしまったのです。
そしてラストに待ち受ける
あまりにも
ショッキングな出来事!
恐らく
「変な映画!」
と思って観ていた人も
ラスト3分で
かなりショックを受けると思います。
フィンランド式
残酷ショッピングツアー
は
本当に残酷なシーンで
幕を閉じるのです…
ではまた(*^ー^)ノ
↑フィンランド中の人が楽しむ
「魔女の夜」
も
異邦人から観ると
怖いイマジネーションを
呼び起こすものかも…
- フィンランド式残酷ショッピングツアー
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