本日は

「リトル・ゴースト
オバケの時計とフクロウ城の秘密」


という作品を通して

想像力と
手描きの魅力の再確認

というテーマについて

考えてみたいと思います。






CG技術の発達によって

映画界で何が変わったのでしょう?






それは

誰でも
アニメーション映画が作れる時代

になったということなのです。






膨大なセル画を必要とする

従来のアニメとはちがい、

プログラミングで作るCGは

一度キャラを作ってしまえば

自由に動かすことができる便利な手法。






だから

セル・アニメ時代には

ディズニーとフランスと日本くらいしか

作っていなかったアニメは、

今では

ドリームワークスが
「シュレック」

ユニバーサルが
「怪盗グルーと月泥棒」

ソニーが
「スマーフ」

ワーナーが
「ガフールの伝説」

パラマウントが
「ランゴ」


などなど

多くのCGアニメが誕生しています。






もちろん

様々な国のCGアニメも

たくさん作られるようになりました!






本日の

「リトル・ゴースト
オバケの時計とフクロウ城の秘密」


ドイツとスイスの合作映画です

(*´∇`*)






内容は

ジュブナイル
(少年少女向け)

ファンタジー。






主人公は

毎晩、夜の12時~1時にだけ

起きていられる

小さいおばけ。


↑こちらが小さいおばけ。
持ってる鍵は魔法のアイテム。

カギ束を鳴らせば、
どんな鍵も自由に開け閉めできます(^^)







フクロウ城という

お城に住んでいます。






いつも夜のお城で

暮らしているおばけは、

一度でいいから太陽を見てみたい

と思っていますが、

おばけの活動時間は、

おばけと同じ
時間を刻んでいる時計

示す時刻どおり

にしか

起きていられません!






自分と同じ
時間を刻んでいる時計
が見つかれば

太陽が昇っている時間に
起きていられるぞ!


と考えた小さいおばけは

お城中の時計を動かしてみますが、

そんな彼の行動は

思わぬ事件を

引き起こしてしまいます!



↑お城の中で一番大切な時計が
大変なことに!!






そして

その事件とは関係なく

彼の時計は

メンテナンスされますが

その際に12時間だけ

ずれてしまいました!






時計としては

12時間ずれても問題ないですが、

小さいおばけの昼と夜は

逆転してしまいます!


↑念願かなって
お昼に活動できるようになった
小さいおばけですが…







昼の12時~1時まで起きている

変なおばけとなってしまった

小さいおばけは

一体、どうなってしまうのでしょう?






それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。






この映画の小さいおばけは

CGよって作られました。


↑フワフワと自在に動く
小さいおばけは
なかなかユーモラス(^^)







これはこれで

良いのかもしれませんが、

私としては

ちょっと
もったいないな~


と思うテイストなのです。






何で?






それは

原作の
かわいらしさ




消えてしまったから

なのです


( ̄ー ̄;






原作の絵はこんな感じ。


↑コチラが原作(^^)





つまり

手描きの
かわいいテイスト


なのです。






原作を愛してる人たちにとっては

きっと

小さいおばけは

このタッチと共に記憶されているはず。


↑これぞ、小さいおばけ(^^)






だからこそ

CGを使ったにしても

このテイストは生かして
ほしかったのです。



↑昼間に動いていた
小さいおばけは
色が黒くなってしまいました!







手描きのタッチ
というのは

一つの芸術です。






だから

CGを駆使して
手描きの芸術を再現する


という気概も

とても大切なこと

なのではないでしょうか?


↑こんな感じを
かわいいCGで再現しても
よいのではないでしょうか(〃'▽'〃)






とてもかわいらしい

原作テイストの

小さいおばけが動く姿も

観てみたいですね

ヽ(=´▽`=)ノ





ではまた(*^ー^)ノ

仲良しのフクロウとは
昼のおばけだと会えません!

さて、二人は
再開できるのでしょうか?





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