本日は

「タイピスト!」


という映画を通して

「想像力と
過去へのリスペクト」

について考えてみたいと思います。






いつの時代にも

「その時代の空気」

というものがありますよね(^^)






60年代の雰囲気

70年代テイスト

80年代のタッチ

90年代のトレンド…






どの時代にも、


その時代を
感じさせる表現方法


が存在するのです。






そしてそれは

時代が変わると、いつしか

「古いね」

と言われ、

次第に忘れ去られてしまう

ものなのです。






もちろん映画にだって

「時代の空気」

は存在します。






無声映画ならではの雰囲気、

ヌーベルバーグのテイスト、

アメリカンニューシネマのタッチ、

MTV全盛時代のトレンド…






公開当時は

「流行の最先端」で、

「オシャレ」で、

「今っぽい」表現方法も、

時と共に古くなり、

やがては忘れられてしまうのです。






けれど


「当時の魅力を
もう一度甦らせる」


というのは

不可能ではありません。






本日の

「タイピスト!」


1960年代のテイストを

現代に甦らせた作品。






どんなテイスト?






それは、

60年代の

オードリー・ヘプバーン


ラブコメディ・テイスト

です\(^▽^)/






60年代のオードリーは、

「ティファニーで朝食を」

「マイ・フェア・レディ」

「おしゃれ泥棒」

といった、

かわいい女の子が活躍する

ラブ・コメディの名作に

たくさん出演しました。






そんなオードリーが、もし

「もう一本、映画に出ていたら…」

と想像してみてください

(^^)






「タイピスト!」は

正にそんな映画なのです!






主人公の女の子は、

地方の雑貨屋さんの娘。




彼女は、

「秘書の仕事に就きたい」

という夢を持ち、

店先に展示してある

タイプライターを使って

夜な夜な練習をしています。






けれど彼女は、

相当なドジッ子で

不器用!!!


↑メモ帳みつからず、
社長の手にメモする秘書。
…あかんタイプです(≧∇≦)






タイプの打ち方も、

人差し指だけで、

たどたどしい感じです。




彼女は練習の末、

かなりのスピードで

タイプを打てるようになります。

(ただし指一本で)


↑たどたどしい感じが
写真からも伝わりますね(///▽///)






そして、

そんな彼女に目をつけた、

小さな貿易会社の社長が、

彼女の才能を見込み

「タイピストの早打ち選手権」

に出場させてようと考える…


↑タイピスト選手権は、
かなりガチなバトルです(^^)




というのが、

物語の始まりです(^^)





ドジで不器用だけど、

負けず嫌いで、

ひたむきに練習する彼女は、

少しずつ上達し、

やがては、

世界の強豪たちと争える

レベルへと成長していきます!

↑最初は5本の指で打てないので
ネイルを色分けして
タイプのキーの位置を
覚えさせられます(>_<)


↑けれど、それはやがて彼女の
「がんばった伝説」
になっていくのです(*´∇`*)






ひたむきな練習、

あきらめない心、

駆け引きやプレッシャー、

挫折、そして克服、

恋と仕事のバランス、






この映画は、

技術を追及して

「上手くなっていく行程」

が分かりやすく描かれています。





ドジな彼女にとっても、

彼女の優勝させたい社長も、

技術を磨く日々を通して、

少しずつ

自分の弱点を自覚し、

本当に望んでいたこと

が理解できるようになるのです。





最初のころは、

あかぬけなかった彼女は、

次第に輝き、

魅力的になっていきす。


↑後半のキラキラ!





これは

オードリーの映画の鉄則

ですね\(^▽^)/






ちょっとドジ(または天然)な女の子。






でも彼女は

いつも一生懸命!




その名彼女に

いつしかステキな恋が…




という

「60年代オードリー・テイスト」

そのままの展開は、

懐かしくもあり、

なんだか新鮮だったりします。






だから是非

この映画を観た後に

オードリーのラブコメを

観てみて下さい。




きっと、

「なんか古臭い」

という感想ではなく

「あれっ!60年代の映画も、
結構良いかも(*´∇`*)」




と思えるのではないでしょうか?





そしてきっと

私も何かの技術を
がんばりたい!


そんなキモチにもなれる

そんな素敵な映画なのです。





60年代の映画を

こよなく愛しているからこそ

想像することができた

オードリーテイストの恋愛映画。



こういう想像力は、

とても素晴らしいですねヽ(=´▽`=)ノ




ではまた(*^ー^)ノ

↑頑張れ!ドシッ子(^^)



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