また起きた・・・
事件発生


6/29深夜1時頃、ホテルロードで引ったくり事件が発生しました。
女性2人で歩いていたところ、後ろから近づいてきた男に財布を引ったくられるという事件です。
犯人は、財布を奪うために女性1人を道路に押し倒したそうです。

$GuamMania ガイドブックより詳しいグアムの基本情報


新聞報道によると、場所はタモンサンズプラザからグアムプラザの間となっています。
曖昧な記述ですが、いずれにしてもグアムで一番にぎやかなホテルロードで発生したということに変わりはありません。

ホテルロードでは、以前から似たような事件が起きていますが、最近は増加傾向にあります。
2012年に入ってからも、背後からの引ったくり、車の中からの引ったくりが新聞で報道されています。
警察が、情報提供を呼びかけている事件もあります。
未遂、報道されていない事件も少なからずあるはずです。


大きな勘違い
『治安が良い=安全』ではない

グアムを紹介する媒体(ガイドブックなど)には、「治安が良い」「比較的治安が良い」などとと書いてあることが多いようです。
治安が良いと言われると、短絡的に安全なんだと思い込んでしまいがちです。
しかしそれは大きな間違いです。

治安が良いというのは、統計によるその国(地域)全体の傾向に過ぎません。
安全が保証されてるわけでも、犯罪がないわけでもありません。


大きな勘違い
『歩いたけど安全でした』

グアムの旅行関係者や在住者は、「夜遅く歩くのは危険」と必ず言うはずです。
たとえホテルロードであっても、人が少ない場所や暗い場所は危険だとも。

深夜便で到着した人たちが、ホテルからKマートへ歩いて行くのをよく見かけます。
しかしその道は、ずっと以前から危険だと指摘されているエリアです。
実際に事件も発生してますし、危ない目に遭った人からの話しも直接聞いています。
またKマートの駐車場の一角も、どう見ても善人とは思えない人たちのたまり場になっています。

そんな状況を知ってか知らずか、旅行から帰った人が「私は歩いたけど何もなくて安全でした」とネットなどに書き込んでることがあります。
初めてのグアム旅行に備えて一生懸命に情報収集してる人は、簡単に信じてしまうのではないでしょうか?

ちょっと想像してみてください。
行ったこともない外国へ初めて旅行するとします。
そこに行った人が「私は行ったけど安全でしたよ」という情報を流していたら、「あ、そうなんだ」と思ってしまいませんか?

私の時はなんともなかった=安全、てわけではないことは、冷静に考えればわかると思います。
いくら危険地域と言ったって、100%の確率で犯罪に巻き込まれるわけではありません。
もしそんな状況だったら、とっくに渡航禁止になっているはずです。
Kマートまでの道だって、とっくに封鎖されているはずです。
「私の時はなんともなかった」というのは、「私は被害に遭わずにすんだ」というだけのことです。

日本でも時々、特定の地域で同じ犯罪が連日のように発生することがあります。
とは言っても、その地域の人全員が被害に遭うわけではありません。
だからといって、「私はなんともないので、ここは安全です」とは言えないはずです。

ちょっと極端な例になりますが、地球上には今も紛争地域があり地雷原があります。
たまたま地雷を踏まずに通り抜けた兵士が、「オレはなんともなかったら安全だ」と言ったら安全でしょうか?

犯罪者も地雷と同じです。
本物の地雷と違うのは、設置型(潜んでる)だけではなく、移動型(獲物を狙って俳諧してる)もいる点です。
運悪く踏んでしまったら(狙われたら)爆発します。
だったら踏まないように(狙われないように)する防衛意識と具体的な危機管理が大事になってきます。


続く


情報を広めるためにクリックをお願いします!!
         ダウン  ダウン
       ブログランキング・にほんブログ村へ