阪急京都線水無瀬にて
 阪急9300系9301F 特急 大阪梅田行き
 阪急京都線特急用に製造された阪急9300系、その内種別·行先幕が幕式で作られた最後の2編成の一本、阪急9300系2次車·9301Fです。
 同じ時期に作られた9300系9302Fと共に種別·行き先表示が幕式で作られた最後の編成で、9303F以降に作られた編成は1000系·2000系も含めて種別·行先表示器がフルカラーLEDとなっています。

 1次車の9300Fとの分かりやすい外見上の特徴は貫通扉上の前照灯で、2次車は一体となっていますが、1次車は区切られています(比較のため過去の写真を掲載します)。
 現在正雀工場に入場している9300系9300Fは装備していたクロスシートが廃棄されていたのが確認されているのでロングシートに改造されていると思われます。9300系が京都線の特急から退いていくのは寂しいですが、ロングシート車になることで今まで運用が無かった千里線や大阪メトロ堺筋線での運用の可能性があるので楽しみです。