前回までのあらすじ

 

 

思い付きで始まった沖縄ひとり旅

 

 

滞在5日間のうち実に4日間を

【観光バスツアー参加】で埋めるという

異例の計画で沖縄本島を周遊しながら

 

 

旅は最終日を迎えます

 

 

  5日目(最終戦)さらば沖縄!

 

さて、今回の旅も最終日の朝を迎えました

 

本日は半日だけのバスツアーに参加して

そのまま空港で下車~フライトになります

 

 

初日以来、ずっとホテルのクローゼットに

掛けっ放しだったジーンズを履きました

 

この日の日中気温(予報)は

沖縄(那覇):25℃(雨)

私の地元:13℃(晴れ)

さすがに短パンで帰ったら寒すぎる!

 

 

荷造りをしてホテルをチェックアウト

バス乗り場へ向かいます

 

 

今日も沖縄は終日雨模様ですが

ツアーバスはほぼ満席でした ニコニコ

 

最初の立ち寄り地は【斎場御嶽】です

「せーふぁうたき」と読みます

 

 

御嶽(うたき)とは【聖地】の総称で

城(グスク)と同じように

沖縄の観光スポットでは

ちょくちょく目にする名称です

 

その中でも斎場御嶽(せーふぁうたき)は

琉球王国最高の聖地なんだって びっくり

 

 

発券場、駐車場からは約10分程度歩いて

入口に向かいます

 

 

祈りの場所(聖地)ということで

これまでの観光地とは雰囲気が違います

 

 

ここには【絶景】というものはなく

視覚的に楽しむ要素は少ない場所かと思う

 

 

どの様な由来があるのか知らずに来たら

たぶん感動が少ないかも知れないかも・・・

 

 

ツアーの場合はバスガイドさんが

移動中に手作りの紙芝居を使って

この地にまつわる知識を与えてくれます

(詳しくはリンク先の公式ページにて)

 

 

また、現地ガイドさん(有料)と一緒に

歩いて廻ることも出来るそうですよ

 

 

個人で訪れるなら駐車場と発券場に

併設している物産館の一部で

映像や解説資料を展示しているから

足を踏み入れる前に少し知識を得てから

廻ると良さそうだね キョロキョロ

 

 

ここは【観光】としての整備はが

殆どされていない感じです

 

石畳の道幅は大人ひとり分しかありません

大人がすれ違うのにも躊躇します あせる

 

 

この様な登り坂でも

右側の人は道を歩けていますが

左側の人が歩いているのは

石畳が崩れない様に敷いている土嚢の上です

 

車イス・チャイルドカーは

残念ながら【入場不可】となっていますので

観光計画の際には気を付けましょう

 

 

物産店では地元である南城市のマスコット

『なんじぃ』のグッズがありました 照れ

 

 

 

バスは最後の観光地である

【おきなわワールド・玉泉洞】へ向かいます

 

 

地上と地下で全く世界観が異なる

不思議な観光スポットです

 

 

ここは高確率で

修学旅行の行程に入りますので

この日も入場ゲートには

団体が列を作っていました

 

 

園内の順路としては先に地下へ潜って

鍾乳洞を鑑賞してから地上に上がり

各施設を巡りながら

戻って来る感じになります

 

 

こんな感じで鍾乳洞の真上に施設がある感じ

なんとも不思議ですね びっくり

 

 

広大な鍾乳洞には様々な形の鍾乳石があって

兎に角スケールが大きい!

 

鍾乳洞は結構好きで各地でも訪れましたが

こんなに天井高があって直線的に歩けるのは

あまり記憶に無いです おねがい

 

 

フラッシュを使わないとこんな感じ

足元は誘導灯がしっかり照らしているので

危なさは感じられません

 

 

遊歩道に平行して地下水脈が流れており

進むに連れて川幅が大きくなります

 

 

最初は気のせいかと思ったのですが

ここ数日の雨のせいかな?

鍾乳洞の中では

結構な量の水滴が降っています キョロキョロ

 

 

周りでは傘をさしている人もいました

 

私は帽子があるので頭は濡れませんが

シャツの肩が結構濡れたわ ガーン

 

 

最初は至る所で

撮影ボタンを押していましたが

この観光用の遊歩道だけで890mあって

洞窟全体は約5kmも続いているそうです

 

 

暗闇とライトに照らされる

鍾乳石と地下水脈が只々続きます

 

 

なんだろう・・・

とても神秘的なんだけど

だんだん撮影頻度が少なくなってきた

 

地上の景色みたいに移り変わりがなく

確かに形こそ様々なのですが

ずっと暗闇で鍾乳石を撮影するのは

やっぱり飽きてきますね キョロキョロ

 

 

そろそろ地上に出たい気分になってきた

体が光合成を欲している感じだ・・・

 

 

気付けば順路後半は撮影もソコソコに

早足で地上を目指していました

 

アップダウンが殆んど無いので

足への負担は少ない鍾乳洞でした 口笛

 

 

地上へ昇る長いエスカレーター

その先に待っていたのは・・・ びっくり

 

 

 

 

広大な果樹園でした!

ここには沖縄の気候でしか育たない品種が

たくさん並んでいます

 

 

食べ頃?なスターフルーツとか

 

 

鈴生りのシークァーサーとか

果実は食べたことがありますが

実際に実が付いている姿を始めて見ました

 

果樹園の奥には

これら南国フルーツのカット販売や

生絞りジュースなどの販売所があって

大変賑わっていました

 

 

更に進む(ゲートへ戻る)と

民芸品の工房があって

職人さんが色々な作品を作っています

 

 

ここは琉球ガラスの工房ですね

 

これら民芸品も園内の直販店や物産店で

買い求めることが出来ますし

予約制で体験制作(別途)なんかも

出来るようになっています

 

 

沖縄の伝統衣装【琉装(りゅうそう)】

のレンタル&写真撮影が出来る店もあります

 

 

沖縄特有の古民家にも出入り出来て

【映えスポット】が無数にありました

 

 

お酒は好きだけど、これは嫌い ガーン

園内ではハブ種メーカーが

商品を作っている工場を覗けます

 

私はド田舎育ちなので

【蛇】への恐怖心は少ないと思いますが

幼少期に蛇を触ったり捕まえたりした時の

感触とか匂いとかが記憶のどこかにあって

そこら辺が拒絶しているみたいです 叫び

 

実際はちゃんと下処理や消毒をして

漬け込んでいるのも分かっているんだけど

どっちかというと泡盛の方がいい! チュー

 

 

ここの土産物屋はかなりの品揃えでした

 

私は後でネット注文するつもりでしたが

せっかくなので販売員のオバチャンに

『空港で売ってない物』を聞いたところ

 

 

「あまり(空港には)行かないけど

【もずくうどん】は売ってないかも・・・」

との耳寄りな情報をキャッチしたので

もずくうどん(つゆ付)だけ購入しました

 

後に空港で土産物街を物色しましたが

私の捜索では一箇所だけ販売していました

 

逆を言えば

このオバチャンに聞いていなかったら

【もずくうどん】すら知らずに帰っていた

 

ネットで調べて知ったのですが

『知る人ぞ知る!人気の沖縄土産』

と多数紹介されていました

 

オバチャンありがとう! おねがい

 

 

 

残念だったのは

バスツアー特有の『時間縛り』によって

エイサー踊り、ハブとマングース等の

ショータイムが見れなかったことだなぁ

これは仕方ない ショボーン

 

こうして私の沖縄バスツアーは

その全行程を終えて

那覇空港でバスを降りたのでした

 

 

チェックインを済ませてから

まずは腹ごしらえ!

 

時刻は13時前だったので

空港の食堂街はどこも混雑していた

 

 

最後に選んだのは熱々の【ゴーヤチャンプルー】

 

 

それを【オリオンビール】で流し込みます

 

 

くぅーーーっ!

生きてるぅ~♪

 

あ、ご安心ください

この時点で地元空港に戻るまで

6時間以上ありまする

 

ビールのアルコール分解にかかる時間とは

(体重60kgの成人の場合)

350ml缶1本で約3時間

中ジョッキ1杯が約4時間とされています

(女性の方が若干時間がかかる)

 

この後、土産物街でリュックに入るだけ

お菓子と【海ぶどう】を購入

 

 

少し名残惜しい気持ちで沖縄を後にしました

 

 

さらば!沖縄

 

次第に厚い雲の下へ消えていく島を見ながら

しみじみと余韻を味わっていたのですが・・・

 

 

 

 

ここでちょっとしたトラブルが起きます

 

(腹が立ったので盗撮したった)

 

コイツ・・・

言葉から中国系の方と判断しますが

席に着いてからずっとマスクをしない

 

この当時は航空機内のマスク着用は

周知の決まりです

 

到着までに7回も

CAさんから注意を受けていましたが

CAさんが行くとマスクをずらしている

 

で、タブレット(萌えアニメ)を見ては

声を出して笑っています

 

手荷物もキャビンに入れずに

空いていた私の隣席の足元に放置するので

私は到着まで踏み台にしていました(笑)

 

そして、とうとう痺れを切らした私は

『なにやってんだ?お前』

という無言の目線を

あからさまに浴びせていました ムキー

 

 

これにはさすがに気付いたのか

この兄さんは一瞬こちらを見て

慌ててマスクを着用し

まるでコルセットを嵌めたように

こっちに顔を向けなくなりました(笑)

 

日本に遊びに来るのは構わないが

日本のマナーが守れないのでは

旅人として失格である プンプン

 

 

 

とかやっているうちに

熊本県上空を通過

 

 

瀬戸大橋も飛び越えて

無事に帰って来ました

大変お疲れさまでした! おねがい

 

でわ、今回の旅についても

旅費その他を振り返ってみましょうかね 口笛

 

 

あとがきへ続く