9月18日(水)頃から、レバノン共和国(Lebanese Republic)内で、ポケットベルが一斉爆発した事件が報じられていました。
また、19日(木)からは、同じく無線通信機が一斉爆発して人的被害が拡大している報道がなされました。
ポケットベル使用には、非常にレトロ感が有り未だに使用していること自体に驚きましたが、このポケットベルの製造は台湾のゴールド・アポロ社(金阿波羅、所在地:中華民国新北市)ブランドでハンガリー企業のBACコンサルティング社(所在地:Hungary,Budapest)が製造した『AR-924』とのことですが、実体は全く異なる様で、そもそもハンガリー企業のBACコンサルティング社(所在地:Hungary,Budapest)には実態が無い様です。
(BACコンサルティング社(所在地:Hungary,Budapest)は所謂ペーパーカンパニーで2022年創業ですが、示された所在地はハンガリー(Hungary)の郵便局であり、CEO(Chief Executive Officer)の記録された住所はフランス・パリ(French Republic,Paris)のフランス国家憲兵隊兵舎とのことです。)
また、無線通信機については、日本のアイコム(株)(大阪市平野区加美南)のブランド・製造の『Icom IC-V82』とのことですが、これも2014年10月に製造・販売を終了している機種の様です。≫≫
いずれも、正規品では無く模造品であり、また正規に輸入・取引されたものでも無い様で、レバノン共和国(Lebanese Republic)当局もその様に認識しており、関係他国のテロと見ている様です。
それにしても、軍用品では無い民生品にこの様な仕掛けをすること自体卑劣だと思いますし、国連(United Nations)のグテーレス(Antonio Guterres)事務総長も記者会見で民生品の兵器化を非難していましたが、そもそも国連(United Nations)の安全保障理事会の常任理事国(Permanent members of the United Nations Security Council)自体も非常に胡散臭い状況では有ります。
(先ず、常任理事国(Permanent members of the United Nations Security Council)が一部の戦勝国のみで永久に特権を有すること自体が変なことですし、現に戦争を仕掛け経戦している国や力に依る現状変更を試みる国が務めていることもおかしな話しです。)
それと、民生品にこの様な仕掛けをすると言うことは、他の民生品などにも同様のことをするものと思われ、一気にその国の信頼性は無くなります。
(以前は、ソフトウェア(Security Sofware、AI、Drone)に優れたものが有りましたが、今後は注意をしないと危険だと言うことです。)