海上保安庁、合同訓練。 | GTZ&RSのブログ

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海上保安庁は、中華民国(台湾)の海洋委員会海巡署と千葉県房総半島沖などで、相互に巡視船を出動させ合同訓練を実施した様です。

この合同訓練に参加したのは、巡視船さがみ(PLH03、3,237t)巡護九號(1,914.8t)で、千葉県房総半島南端や伊豆大島の近海で海難事故を想定した情報共有や捜索海域の割当・調整等の訓練をしたとのことです。

現在、我が国は中華民国(台湾)との国交は1972年(S47年)9月に断絶していますが、友好的な隣国である中華民国(台湾)との公式的な合同訓練は初めてとのことです。

なお、2017年(H29年)12月には我が国と中華民国(台湾)の窓口機関同士で海難救助に関する覚書を取り交わしており、海上保安庁と海洋委員会海巡署の相互協力を既に確認していた様です。

また、海洋委員会海巡署の巡護九號(1,914.8t)は、10日(水)に東京港に入港して燃料などを補給していた様です。

近年は、武力による現状変更を試みる輩や他国の影響下にある海域での海洋調査や軍事演習を繰り返す輩が存在していることから、友好国との警察力の協力・強化は非常に重要だと思います。