GWもあと3日。
本当にあっという間に過ぎちゃいまね。
ところで私のカタナ400も初年度登録から既に25年が経ってますので、
やはり色んな所の劣化との戦いなんですよね。
そんな中で我々カタナライダーが一番苦戦しているのはやはり錆との戦いでしょう。
中でも一番厄介なのはフレームの錆です。
フレームの塗装と言うと普通はエンジン降ろしてすべてのパーツを取外し、
丸裸にしないとできませんよね。
でも素人にはそんな大それたマネは出来ないので取りあえず
タッチアップで錆防止ということになりますが、フレームへの筆塗りというのは
塗ったところとそうでないところの色の違いがはっきり出てしまうのですよ。
しかも簡単に剥がれてまた錆が再発してしまうんですよね。
で、今回フレームからエンジンを降ろさずにマスキングだけでフレームを塗装してみよう!
というこで頑張ってやってみました。

今回塗装する部分はマフラーを外さないといけないので外しますが、
マフラーをフレームに止めているボルトを外すとマフラーはドスンと落ちてしまうので
マフラーは何かの台の上に載せてからネジを外さないといけませんね。

フレームの錆が発生している部分や、跳ね石で劣化している部分は徹底した下地処理を行います。
浮いた錆は600番のペーパーで完全に除去し、それ以外も2000番のペーパーで
均していきます。
これがかなり大変なんですが、
それが終わったら、そこを残してマスキングします。
それにしてもこのマスキングだけで3時間かかりました。
というのもちょっとでも隙間がある霧状になったスプレー塗料はどんどん入り込んで、
あとからこれらを除去しなければならなくなるのです。
それでもあとから不要部分の除去をするよりも手間はかかっても最初から入り込まないようにする方が
遥かに効率が良いのです。

この部分はタイヤからの小石の跳ね上げ等で一番傷みやすい部分です。

ステップ周りもブーツが擦れたりして傷みやすいですね。
で、脱脂が終わったらプラサフ処理をします。


これだけ見るとフレームの表半分だけしか塗装していないように見えますが、
これがうまい具合に横から塗料がどんどん裏側に回ってくれますので、
ぱっと見は完全にプラサフが裏まで回っているみたいですね。
で、プラサフが乾燥したら、2000番のペーパーで修正&磨きをかけます。

で、脱脂も完了したいよいよスズキの純正色ブライトシルバーメタリックの出番です。

やはり塗装が下地がモノを言いますね。
手抜きをすればするほど最終の仕上がりに影響してきます。
で、この後はウレタンクリアですが、塗装の乾燥時間は72時間ということで3日間乾燥させる
ことにします。
その間に劣化したマフラーの塗装を行います。


こういうパイプ状のものを塗装する際は、色んな方向からくまなく塗装しないと必す塗り残しが
出来ます。特に黒い下地に黒スプレーですから塗り残しがわかりにくいです。
この後乾燥する事約3日間。

2液性ウレタンクリアを吹きつけます。
これは使い切りで保存できないのですが今回相当に余ってしまってもったいなかったです。
何か他の物をついでに塗装すればよかったなあ。
注意点はウレタンクリアの上にマスキング部分から剥がれ落ちた塗料が落下してくっつかないように
することです。風が強いとその可能性が高いです。
で、このクリアの乾燥に約2日。
2日後マスキングをすべて取り去ります。



問題がなかったので、マフラーを装着します。

クソ丁寧にマフラーを養生していますが、これくらいしないと、
①完全硬化していないマフラー自体の塗装を痛める可能性がある。
②マフラー装着時にフレームとぶつかってフレームを傷つける。
このくそ重たいマフラー装着はそう簡単ではありませんのでフレームとマフラーをぶつけずに
装着するのはほぼ不可能でしょう。
で、装着完了。

全行程1週間かかりましたが、
焦らずゆっくりと作業を進めたので我ながら満足いく仕上がりになりました。
タンク下とシート下は塗りやすいので以前塗り直しましたので、
今回の作業でフレームのほぼ全部を塗り直したことになります。
当分は酷い錆の進行はないでしょう。
今回の作業のポイントはとにかく緻密なマスキングと下地処理をにつきます。
これを怠ると関係ないところに塗料が入ってしまい完全に除去できなかったり、
またすぐに錆が発生したりします。
きれいになったカタナと桜。
季節外れですみません。(笑)

今回の作業、ただただ面倒くさいだけで特別な技術は要りません。
フレームの錆が気になる方はいかがですか?