2024年3月25日

左手薬指靭帯断裂85日目



1月22日の4回目の診察以降、2週間毎に診察を行い、3月25日の最後の診察になった。この日は、いよいよ装具を外す日。

A先生「では、装具を外してみましょう。」

と言い、俺の装具を外してくれた。俺の左手薬指の見た目はかなり真っ直ぐになっていた。そして、85日ぶりに左手薬指を曲げてみた。すると、今度は指の第一関節が曲がらない。指の腱は繋がったがずっと伸ばしていたので今度は曲がらなくなっていた。

A先生「Yさんの指はほとんど真っ直ぐになっていますね。少し曲がっていますが機能的に問題ありません。今は伸びにくいですが、徐々に曲がるようになると思います。」

俺は少しほっとした。気になるのは少し曲がっている指だった。

俺「少し曲がった指はこれから良くなりますか?」

A先生「曲がった指はもう元には戻りません。しかし、機能的には問題ないので日常生活に困ることはあまり無いと思います。普段の生活がリハビリになるのでこれから、少しずつ動かして下さい。診察は本日で終了です。」


完全に元には戻らないというのは残念だが、9割ほどは真っ直ぐに戻ったのでひとまず安心した。

その後、左手薬指を積極的に使う様にした。
しかし、指は思うように動かなかった。特に曲げても思うように曲がらない。俺は、パソコンのキーボード打ちや指のマッサージをしてリハビリして行った。

そして、2、3週間ほどすると新たな問題が出た。リハビリのために少しずつ指が曲がるようになったが、その反面、また伸びにくくなった。

3ヶ月間固定してやっと伸びた指がまた曲がってきたのだ。慌てて俺はインターネットでマレットフィンガーについて調べまくった。


(3月25日の指)少し曲がっているがかなり真っ直ぐになっている。






(4月10日頃の指)また少し曲がってきている。






続く