みなさんは尊敬する人は誰ですか?と聞かれたら誰と答えますか?
戦国の武将?、ビルゲイツ?エジソン?イチローさん?松下幸之助さん?近いところではお父さんとかお母さんとか。。。
私は
ダイソンさんが尊敬する人の一人。
今は億万長者だけど、彼は家族には苦労させた、顰蹙を買った。と聞いています。
掃除機や、おトイレの手を乾かすものやら扇風機、空気清浄機やヘアードライヤーやらたくさんの発明をしています。
冷暖房空気清浄機は猫を飼っている我が家では本当に助かっています。
掃除機はゴミの吸い取りが、どのくらい吸い込んだかが透明のプラスチックなのでおおおお!こんなに取れた!(こんなにうちの家埃が溜まっていたの?)などど思いながら楽しく掃除ができます。
ところで、別の会社のお掃除ロボット。買ったはいいけど、今はもう使っていません。とても助かるのですが、この掃除ロボットを動かすために椅子やら置いてあるものを上にあげたり移動しなければならないのです。ベッドの下にしまってあるものまで取り出してベッドの上に一時避難させなければならない。
吸い込んで欲しくないもの、ぶつかって欲しくないものは前もって移動です。
一番難儀なのは取れたゴミがすぐにいっぱいになってしまうことです。
だからダイソンさんってすごいなぁ、ありがたいなぁと思いながら掃除をして、その後、掃除機のフィルターやブラシ部分を掃除。
私が持っているのは
黄色い掃除機、そして紫の掃除機、最近では充電式のハンディな掃除機の3つです。
最初に黄色い掃除機のブラシの掃除をし、それから紫の掃除機のブラシ。最後に充電式のブラシの掃除。
そしてフィルターの掃除。
掃除をしていくうちにブラシの掃除がどんどんやりやすくなっているのがわかりました。ハンディ式のは、髪の毛の絡まりがボタンをパチンと外すと簡単に掃除ができるようになっているのです。バージョンアップしています。あの髪の毛の絡まりって、娘の長い髪の毛が絡まると、ハサミでチョキチョキしなくてはいけないしストレスたまりますから。。。
でもまだまだ改良して欲しいところはたくさんあります。
それは充電時間をもっと早くできるようにチャージできればいいなぁ。そして使える時間が40分や50分ではなくもっと長くできたら最高です。
軽くていいので階段などの掃除は便利ですが。。
それと充電式のではないもの、黄色の掃除機と紫の掃除機は、コードが日本のようにするするとボタン一つでしまえない。
コードがしまえるものだったらもっと便利なのに。。
これも別の会社の特許になっていて無理なのかもね。
ところで
ダイソンさんってどんな人?
1947年生まれ。
ジェームスダイソンさん イギリス生まれ。
ただひたすら掃除機を触っていて家族のことより掃除機のことばかりときいています。
破産寸前まで行って、5127台の試作品を作ったと。
15台目の試作品を作った時は3人目の子供が生まれていた。
3727台目の試作品を作った時は生活が苦しくて奥さんは美術教室を開いて。
失敗ばかり。だけど彼の言葉は「失敗を恐れるな」
彼の雑誌のインタビュー
以下が彼の言葉です。
発明家の道というものは、うめき声と、拳を叩き付けるような障害と、絶え間ない失敗でいっぱいだ。「ああわかったぞ!」と、瞬間的に発明ができるようなことはあり得ない。進歩は、失敗から学ぶことからのみ生まれる。
「失敗」という言葉の意味を再定義することが必要だ。発明への途上では、失敗とは、今後解決されるべき問題にすぎない。
わたしにとってはそれは、掃除機とともに始まった。それまでのパック付き掃除機の吸引力が思わしくなかったため、わたしはサイクロン技術というソリューションを思いついた。しかし、アイディアをもつことはほんの始まりに過ぎない。
わたしは素朴な材料を使って最初の試作品をつくってみた。ダンボール紙やダクトテープからABSポリカーボネートまで、うまく行くまでには15年という時間がかかり、5127台の試作機が作られた。そして、その後もやるべき仕事はたくさんあった。最初の製品『DC01』は1993年に市場にデビューしたが、その後もさまざまな改善が続けられており、現在はDC35が販売されている。
それは決して終わりのないプロセスであり、非常に満足が行くとともに、常にフラストレーションと共にある日々だ。
失敗に関しては、わたしはエジソンにかなわない。彼の有名な言葉がある。「失敗ではない。うまく行かない方法を1万通り発見しただけだ」。この1万回の回り道が、ディクタフォン(録音機)、謄写版、株式相場表示機(ティッカー)、蓄電池、カーボンマイク、そして共同発明の白熱電球に繋がった。そして、1万回の失敗も、1093件という、エジソンが得た最終的な特許の数を前にするとかすんでしまう。
もっとも、発明家の道を行く人は多くはない。米国特許商標庁(USPTO)の2009年の統計によると、米国の個人発明家の数は1万8000人を割り込んでいる。とはいえ、この低い数字も驚きではない。発明は大変で、お金がかかり、リスクが伴うものだ。申請から許可までに非常に時間がかかる今の特許システム自体にも問題はあるが、それ以前に、発明家という人生自体がハードなものだ。
失敗から学ぶ能力と試行錯誤は、子どものころに学ぶべき大切なスキルだ。最近の研究によると、新しいことを自らの力で学ばせることにより、子どもは創造性が育成されるという。直接的な指導の場合は、子どもの好奇心は減少し、新しいことを発見する可能性は低くなる。残念なことに、社会は失敗に対して寛容とはいえない。しかし失敗を罰しても、発明の気風がそがれるだけだ。標準を教え込み記憶させる学習では、創造的な思考が阻まれ、新しいアイディアが生まれてこない。
規範的な学習を避ける方法の1つに、デザインとエンジニアリングを通した、実践的で創造的な思考というものがある。子どもたちに自分の手と頭を使わせ、問題を解決し、失敗させるのだ。
誰もが、最初から成功するわけではない。失敗を罰するより、そこから学ぼう。わたしは常に失敗している。わたしはそれ以外道を知らないのだ。
失敗を受け入れる環境を醸成することで、学生時代をとうにすぎたわれわれも、失敗し、そこから学ぶという自由を得ることができるだろう。
自分で考え実践的で創造的な思考かぁ。。
自分の手と頭を使わせて問題を解決させる。
そして失敗させる。
記憶、暗記だけをさせている教育はダメだ。
創造的な思考で新しいアイディアを。
「自分で」考え。「自分で」問題解決.
なるほど。。。