こちらに短期留学している人は現在2人です。大学生の男の子が一人、そして高校を卒業した女の子が一人。

私は、時々ホームステイ先の私の友人先生に電話をかけたり、様子を見に行ったりします。
ホームステイ先受け入れ側の先生から留学生に言いにくい何か要求とか不満はないのか?
日本人留学生側には、どんな感じか、何か必要な物はあるか、辛い事はないか?など両方からいろいろ聞きます。

「あのねえ!!!アメリカおばさん!!私、この間、森のログハウスキャビンに連れて行ってもらって、一泊してきました!泊まる費用も全部出してくれて!!!それから、ホームステイ先のMrs.HW先生に、羊の毛を紡いで、染色してレッグウォーマーを編むのを教えてもらったの!!」
「わーよかったね!!!楽しかった?」
「はい!!!とっても!!!英語も毎日必死で勉強しているし!!!楽しいです!!!」
「よかった!!!」(上記の会話は全部英語です。)
「本当に良く勉強しますね!!!日本人は勤勉です。それと家のお手伝いもしてくれて!!自分の娘が一人増えて私もエンジョイしています。」とホームステイ先の先生夫婦。

勉強だけでなく、お料理も教えてもらっていました。ご主人は牧師様で料理が得意。
そして、おおお!!!
なんと、アメーバーのピグの裁縫のように実際に糸を紡いだり、織ったり染色したり!!!
編み物まで!!!花嫁修業!!!料理や裁縫。
いいなあ!!!私もアメーバーピグだけでなく糸を実際に紡いだり織り機をつかってみたい!!!
英語だけでなくいろいろな勉強を教えてもらっていました。

私が突然訪ねて行ったときには、優雅にお茶を飲みながら二人は勉強をしていました。
しかも先生が経営する素敵なアートギャラリーで!!!(今年の2月にオープンしたギャラリーで陶芸や編み物、絵、アクセサリーなど手作り作品が置いてあります。)
この光景を見た時、あー!!この先生にお願いしてよかったと思いました。
この先生はリストに載せていない先生です。

大学生の男の子のほうは、
「アメリカおばさん、ごめんなさい、昨日お電話して頂いたときは僕、シカゴにいたんです。」
「え?シカゴって?」
 インデアナのホームステイ先から約4時間(スピードを出せば3時間30分)のところです。
「シカゴにホームステイ先の先生の友達がパスポートを取りに行かなくてはいけないらしくって、だからシカゴに観光に行って来ました!!!!」
「よかった!!!何か困った事はない?大丈夫?」
「はい!!すごく良くして頂いています。」
この先生もリストには出していない先生です。
この先生は、ご主人が元デポー大学の民俗学の教授でした。奥さんは元学校の先生。

あーよかった。安心しました!!!!
これらの先生は、学校の先生をしていた先生です。二人とも大学院卒業。どちらもご自分の子供さんを優秀に育てていらしゃいます。(子供さんは現在大学生や社会人)
(上記の高校生の女の子に編み物を教えてくださった先生は、なんと看護士の資格、ビジネスのMBAコースの卒業者です。)
学校には現役で教えていないので、8月に学校が始まっても影響がないのでこれらの先生もリストにこれから載せようと思っています。学校が始まると現役の先生は忙しいのでこれらの先生はとても良いと思いました。


そう言えば、今まで留学生でトラブルは一切ありません。ありがたいことです。
日本人は本当に礼儀正しくマナーがとても良いと言われています。

現在ホームステイさせてもらっているホームステイ先の先生からもほかのいろいろな先生から、
「日本人は本当に勤勉ですね。どうしてこんなに勉強するんだろう?驚いている。」
と言われました。

よく知恵袋等で、「ホームステイ先でのトラブル」だとか、泣きながら「ホームステイ先を変えたいのに変える事が出来ない」、「周りは日本人ばかりで英語の勉強はできない」とか、知恵袋などで相談し、泣いている人を知ると、「あー、かわいそうに!!!」「留学生を送り込んだらなんのアフターケァもなく、斡旋業者は丸投げなんだなあ。」とがっかりしています。誰かが現地にいてくれたら安心だなあ。


私がもし母親なら、
留学生がどんな気持ちか、うまくやっているのか、様子を知りたいし、何かあればすぐに解決してくれる人がそばにいなくては、自分の子供を安心して留学させられないと思います。
またホームステイ先の家庭や、身元がしっかりしていないと安心出来ません。
「かわいい子には旅をさせよ」
ですが、一人旅の様子を見守り、もし困った事があったら助けてあげたいと思います。