不思議なこと。アメリカの悪ガキ | アメリカおばさんのブログ

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アメリカの学校の先生と日本語学校の補習校の先生をしています。教育のこと、習慣の違いに驚いたこと日々感じたこと、起こったことなど独り言を書いてみたいと思っています。趣味は料理です。

ふと思った不思議な事。
それはアメリカ人の悪ガキというか中学生のこと。
他のアメリカ人の先生には怒られてばっかりの子たち。

私は優しく接して頭をなでてあげた。いつもいい子だ、いい子だと褒めた。


彼らは宿題もいつもやってこないのだ。他の先生にはオフイスに行かされている子たち。
ようするに意欲のない子たち。

私はいつもアシスタントなのだけど、先日、代理で私がスペイン語の先生をした時、この子達に

「いまから宿題を出すよ!」「いい?今日ね、家に帰ってからテレビをつけようとリモコンを持ったときに君たちどうなると思う?テレビの画面にアメリカおばさんの顔が浮かんでくるんだよ。何故か不思議にね。そして宿題をしなさい!宿題をしなくちゃあ!という顔が浮かんで来てどうしても宿題がしたくなちゃうんだよ。気にしなくっていいやと最初は思ってテレビを見始めるんだけど、どうしても勉強が、宿題がしたくってしょうがなくなるんだ。」

「わはは!まさか!」とクラスの子は大笑い。

ところが次の日いつものスペイン語の先生(私のボス)なのだけど、彼女が
「さあ、みなさん宿題を出してご覧なさい」

いつもなら必ずと言っていいほど忘れてくる子たち。宿題をやって来ている!!!
私のボスがすごく驚いた!
そしてみんなニコニコして私の顔を見ているの。

不思議です。全員宿題をしてきたのよ。