あれは少年の時間を過ごしていた頃。
ある時は1人で基地を探し、
ある時は木の棒で剣を作り上げ、
ある時は雑草を切り刻み、
ある時は仲間と冒険をし、
ある時は蝉の抜け殻を集め、
ある時は蟻の巣を破壊し、
ある時は蜘蛛の巣に葉っぱをつけまくり、
ある時はクワガタを見つけ、
ある時はクワガタにトンガリと名付け、
ある時はトンガリの散歩、
ある時はトンガリの反抗期、
ある時はトンガリ行方不明、
ある時はカブトムシを見つけ、
ある時はカブトムシを飼い、
ある時はゼリーやハチミツを与え、
ある時は3日で飽き、
ある時はいつのまにかばーちゃんが世話をし、
ある時はセガサターンに明け暮れ、
ある時は左利きのじーちゃんに無理矢理右グローブをつけさせてキャッチボールをし、
ある時はデジモンやカードゲームに明け暮れ、
ある時は知らない人の車庫の窓にサブマリン投法で石を投げまくり、
ある時は凍らしたこんにゃくゼリーを喉に詰まらせ、
ある時はバレーボーイズでハァハァし、
ある時は星を眺め、
ある時はリンゴ畑に潜り込み、
ある時は…
毎度!
たっつぁんだー。
少年の頃ってのは楽しい毎日だったなぁ。
昔からキマグレで動くのは変わらないもんだ。
ある時、帰宅した俺はいつもの様に手洗いうがいをし、冷蔵庫を漁っていた。その時はまだ気づかなかったんだ。あの白いものに…
それから何日か経ち、またいつもの様に手洗いうがいを軽やかに済まし、冷静な心で冷蔵庫を開け、強欲な豚の如き冷蔵庫を漁ったんだ。
そしたらいつもと対して変わらず、とりあえず少し腹が減っていたもんだから、冷蔵庫のドア側にあったカップ状のヨーグルトの様なものを手に取ったんだ。そしたらそいつは「俺様は牛乳プリンだ。」と叫んでいるかの様に、牛乳プリンと書いてあった。
当時少年の俺には牛乳プリンて…
牛乳プリンて…
牛乳プリンて…
食べてみた。
うまかった。
なんとゆうか、例えるなら牛乳をプリンにしたみたいな感じ。
当時少年の俺には衝撃だった。バカの一つ覚えでくいまくった。
月日が過ぎ、
再開。
ペロリと
いただいた。
ペロリとね。
って話だよ。
