かつてサラリーマン時代に数字を扱う仕事をしていた事がある
国や協会の数字を毎月、記録分析してしていた
ある日、ふと思った
当たり前のような分析をしていたら早いもの勝ち…勝ち負けではないけど、世の中では、早く分析できたら、それが当たり前のようになる
で、この数字がどうやってできているのか、考えた
国や協会に提出する数字は、同じ定義、条件もとで、報告されたものなのか?と
調べてみたら、条件てか、定義が意外にも曖昧だった💦
広義では同じでも、用途が違うモノも、同じモノとして統計に表されていることがわかった
また、国の統計でも、まとめてるところが違えば、扱うモノも、定義が違ったりしている
でも、広義では同じモノにある
日本だけでこうだから、海外の統計はどうかな?
やはりというか、中国の統計をみてビックリした
原料を輸入して製品を作るなら、半製品を輸入して製品を作るのも、同じモノとしてカウントしている
日本でいうところのダブルカウントになっていた。ま、中国のは、それ以上に、トリプルカウントしているモノもあった😅
困るのは、世界市場における中国の割合が大きいことだ
鉄や、銅、アルミなど基本的な素材の生産数量の過半数を中国が占めているからだ
調べてみると、色々わかってきた
生産能力についてもそうだった
中国は、品質の違いは無視し、広義で同じモノを作っていたら、能力としてカウントする
中国は、急速に経済成長したため、旧式の生産設備があれば、最新の生産設備もある、作っているものの用途は、当然違ってくるのだが、統計値だけ、みてる人たちは、日本などの統計と同じように見てしまうことがある
特に、経験の浅い新人に多い間違いだが、一般人には、その分析が、新人が行ったものか?ベテランが行ったものかは、わからない
しかも、大手が出した分析結果だったら、一般人は、信じてしまう
後、日本の統計も全てを網羅している訳ではないから、なんとも言えないんだけどね😛
例えば、ビルが年間何棟たっているかは、正確な数字が無い。ビルの階数や、着工床面かをある条件で絞り、数えられるが…
また、日本に今どれぐらいビルが建っているのかも、正確な数字は無い…
意外にも数字は曖昧なものになりがち