日本人が開発したシリーズ第2段笑


磁石、天然磁石は、紀元前から知られていたが、人が作った磁石は、1917年に東北大でKS鋼を発明


1938年に、GEがアルニコ磁石を開発するも、原料のコバルト価格高騰で、磁力が弱いが、1930年に東京工業大学が開発したフェライト磁石に主流の座を奪われた


でも、最強磁石の座は1960年後半までアルニコ磁石が記録を持ち続けた


アメリカでサマリウムコバルト(サマコバ)磁石が開発され、最強磁石の座を奪った。以来、日本でも開発が進み、記録更新された


しかし、コバルトの価格変動が大きい事がアルニコ磁石と同様に問題視


これを解決し、世界最強磁石であるネオジウム磁石を開発したのが、東北大出身の佐川氏が、住友特殊金属(現プロテリアル)時代に1982年に開発した


ただ、数日後にアメリカのゼネラルモータースもネオジウム磁石を開発したので、共同特許となったが、その後の磁力最強の記録を更新したのが佐川氏だった



世界最強磁石が開発された事や、二次電池のリチウムイオン電池のおかげで、携帯電話の小型化が進み、電気自動車の開発にもつながっている


携帯電話のリチウムイオン電池は、誰しも知っているが、磁石は携帯電話(含むスマホ)のスピーカー🔈や、バイブなどに使われている


後、世界最強磁石は、省エネ家電には不可欠なものとなっている


銅線をコイル巻きし、電流を流せば電磁石になる。流す電流を多くするか、巻き数を増やせば、磁力が強くなる。電磁石の磁力を高めると、消費電力が増え、環境負荷が高まる。コイルを巻けば巻くほど小型化ができなくなる


ネオジウム磁石は、電気を使わないし、コイルも巻かないから、省エネ家電にはもってこいなのだ


逆にいうと、クーラーや、洗濯機など省エネと言われる製品には、必ずといって良いほどネオジウム磁石が使われている


もちろん、電気自動車にもネオジウム磁石が使われてるのだ


次回は、ハイブリッドカーを含め電気自動車について…個人的見解を笑