おひさしぶりです。

ためごろうです。

日本シリーズが終わった現在、今年のカープについて考えたいと思い、ペンを取りました。

今、私が住んでいる広島では空前の緒方監督バッシングが吹き荒れています。

お好み屋さんに行っても、居酒屋に行っても、カープファンの掲示板を見ても「緒方が悪いんよ」「わしに采配やらせたらもうちょっとマシになるけぇ」など、酒の肴にカープの悪口を非常に耳にします。

確かに、シーズン開幕の頃は、黒田がカープに戻ってきた。菊地や丸などの成長著しい。マエケンも準備万端。おまけにカープ女子という勝利の女神もついている。といった最高の状態で、マツダスタジアムに詰めかけるファンはうなぎ登りに増えていき、チケットも飛ぶように売れていきました。

それを裏切られたというファンは非常に多く、クライマックスシリーズにすら進めなかった事について怒りをあらわにしている状況は日本シリーズが終わっても変わりません。

勝利に対する思い、それはファンの一番の願いであることに間違いはありません。

今日もカープが勝った、ビールがうまい。ごはんがうまい。というのが広島人の合言葉です。

しかし、別の視点から野球を考えてみるのも悪くはないと思います。

プロ野球に限らず、スポーツは一瞬の芸術と言われます。

どんな試合にも、選手ひとりひとりの輝く瞬間があります。

選手が無心でボールを追う姿を球場に行って目に焼き付けること。

この楽しさをシーズンが終わった今だからこそ、思い出してもらいたいと切に感じます。

映像はただの記録です。

素晴らしいプレイを直に見たときの球場全体のどよめきと興奮は、その場で目の当たりにした人間にしか分かりません。

選手が無心になってボールを追う姿に人は興奮し、喝采を送るのです。

8月16日 仕事などの都合で今シーズンはこの一回しかマツダスタジアムで試合を観ることはありませんでしたが、そのときの球場のどよめきは、選手の無心が作り出した一瞬の芸術によるものでしょう。

私のなかで野球の一番の楽しみは、選手の躍動を目にすることです。

たとえ試合に負けたとしても、凄いプレイを見ることが出来れば満足する。(たまたま試合が単調で満足しないときもありますけど、それはご愛嬌。)

色々な野球の楽しみ方はあると思いますが、最高の檜舞台であるマツダスタジアムで野球を観られる喜びは、広島人の宝です。

勝ち負けに少しだけこだわりつつ、来シーズンはどんなプレイが見られるのかなと、ワクワクを積み重ねながら、球春を心待ちにする祭りの後の心境です。


本日は東広島交響楽団の演奏会に行って参りました。

演奏曲目はこちら

チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」

指揮:井出口彰典 ヴァイオリン:工藤篤

佐村河内守「交響曲第1番 HIROSIMA」

指揮:松尾亮平 全曲版広島初演 アマチュア世界初演

於:広島大学サタケメモリアルホール

まずはチャイコのヴァイオリン協奏曲。広島東洋カープの丸選手が今シーズン初めに入場テーマに使用していたことでも有名な、あの曲ですね。なぜか今は中森明菜になっとる。野村謙二郎監督の意向らしいんですが、なんで変えたんじゃろか?野村監督はP3HIROSIMAって枠組みをどう思うとるんじゃろうか?

愚痴はさておき、演奏のことでした。

第1楽章

出だしに「?」てとこがありつつ、若干スロースターター気味な感は否めない。この点カープのピッチャーの立ち上がりを見ているような気分になる。

しかし、演奏が進み、オケが厚みを増すごとに、工藤さんのヴィルトーゾっぷりを間の当たりにすることとなった。

カデンツァの部分など「お見事!」と天国の児玉清も絶対に言っているに違いない(笑)

なぜ、児玉清かは、後になったら分かる。

特に再現部以降は圧巻。ソリスト、オケ、指揮者の三位一体の演奏を愉しむことができた。

第2楽章

メランコリックなロシアの土臭さが漂う第2楽章。工藤さんの音色の素晴らしさはこの楽章を聴かせる為にあるに違いないと思わせるほど。少し粘着気質な感じが妙にそそる。ドストエフスキーの小説を読んでるときに感じるほの暗さとか、冬のロシアの冷たい泥の雰囲気などを想起させるのである。また、木管(特にフルート)との掛け合いが素晴らしい。あっという間に第2楽章が過ぎ去ってしまった。

第3楽章

第1楽章の再現部以降のソリスト、オケ、指揮者の三位一体モードに再び突入といったところか。弾けば弾くほど指の回転が増す工藤さん。オケも指揮者もそれに続けと言わんばかりである。疾走感、グルーヴ感をこれでもかと感じさせた後に来る精神的な心地よい疲れは、何度も味わいたいくらい。

そんなこんなでガッツリ聴き入ってしまった「名演」です。

演奏後はもちろん「名演奏」にふさわしく、拍手が鳴り止まない。手が痛いなんて関係ない。心のなかで何度も「あざーす」って叫びましたよ。

ちなみに手を叩いている間、ちょっとしたほっこりエピソードが。。。

拍手の間、花束が工藤さんへ贈呈されたのですが、工藤さん、その花束を持ってクラリネットを吹かれていた女性のもとへ、そして頂いた花束をおもむろに彼女に手渡されたのです。

「マジかっこ良すぎ」

「工藤△」(くどうさんかっけい;工藤さんかっこいい)

「wwwwwwwwww」

もしこのシーンがニコ動で流されたら上記のようなメッセージで埋め尽くされるでしょうね♪

まさに「アタックチャ~ンス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」by児玉清

お後がよろしいようで。。。。m(_ _)m

明日は後半プログラム 佐村河内守交響曲第1番「HIROSIMA」 を少し、いや、かなり真面目に語っていきたいと思います。