サブPCは要るのかという話(AIバブル)
気温も経済も冷え込む日本。AIバブルの影響により,メモリなどのパーツの製造に割くリソースをAIデータセンターに向け,我々にはそれがコンシューマ向け製品の値上げ・品薄という形で返ってきます。するとみるみるうちにPCは高騰し,買い時は過ぎて行ってしまいます。 この記事では,個人的な意見をふんだんに盛り込んで,パソコンの2台持ち,すなわちサブPCを新たに購入する必要があるのかについて勝手に書いていきます。既に複数台持ちをしていて,かつそれが賞味期限内であるならば,それは大変うらやましい限りでして,この記事でアレコレ迷っている様子を楽しんでください。(まぁワシも「それ」に該当してるかもしれんが)PCが2台存在するシチュエーション ここ最近はパソコンを持たない人が増えてきて,使う場面と言えば職場だけ・・・みたいな事も結構あるんじゃないですかね。そう考えると,1台はともかくとして2台持つなんて今後珍しくなっていくかもしれないですね。で,どういう場合にパソコンを2台持つことになるのかというのをまず考えていきますか。1.異なるOSの2台持ち WindowsとMac OS,WindowsとLinuxなど,2つの異なるOSのPCを持つパターン。2.据え置きタイプと可搬型 デスクトップPC,特にゲーミングPCにおいては手軽に移動することが困難であり,取るスペースも大きいので場所を選びます。だったら,ゲームはできずとも軽作業を様々な場所でできるようにするために,可搬型の軽量のノートPCが必要になってきます。3.公私の区別 所有者がその個人なのか会社なのかは別として,仕事用とプライベート用に分かれているパターン。他には,ライブ配信やWeb会議をする上で不都合なモノが公開されてはいけないために分けるパターン。4.買い換えたが旧PCがまだ引退していない 下取りや売却・譲渡によって,買い替えのタイミングで旧PCが消えることはよくあるでしょうが,そうせずに2台が同時に存在するケースもあります。その場合に2台持ちが勝手に成立します。それで使い道があるんなら良いんですがね。5.残骸に命が吹き込まれた 自作PCのパーツは,持ちつ持たれつっていうか,あるパーツをアップグレードすると,他のパーツも追随して買い替えの必要性が生じてきます。例えばCPUを進化させるとマザーボードも変わり,メモリも変わるかも(マザボがDDR4対応→5対応品)しれないし,HDD→SSDに(マザボがSATAのみ対応からPCIEスロット多めの品に)なるかもしれないわけで,そうなると発生した残骸だけでもPCの体をなす場合があります。そうなったら,多少の投資で残骸がPCとして成立することもあるでしょうね。サブPCに求める性能は低くて良い&結論 筆者の環境では,2021年モデルのDynabook(タブレットPC)と,新しいNEC LAVIEの新メインPC(過去に記事にしました!)を持っているわけで,それだけ見れば現状で満足できるだろと思うかもしれませんが,あのタブレットPC,入っているのがWindows10 Educationの21H2バージョンであり,しかも11にアップグレードする計画もないので,実質的にWindows10のまま動態保存しているようなもんです。まあそれはどうでもいいです。 大は小を兼ねるので,高性能なPCでできること,例えばネットサーフィンや動画視聴は安物のPCでもできます。今の新メインPCは,パソコンデスクに置いて電源に接続・外付けHDDに接続・HDMIケーブルでモニターに接続なんてすると,根を張ってしまうので別の場所への移動は面倒です。であれば,いっそ新メインPCはそのままにしておいて,持ち運びを前提にした軽量なノートPCを用意できれば都合がいいわけです。 その性能は別に,ゲームをこなせるRyzen7のようなものである必要はなく,コスパと性能のバランスの取れたCore i5(またはUltra5。IntelCPU搭載モデルがなんか欲しい)程度で良いです。i3やPentiumになってくると心もとない気がしてきます。 とはいえ,今の新メインPCが思ったより軽量であることを知って,かつ外付けSSDを購入した今,サブPCを買う意義は相当薄らぎました。誰かから譲渡される以外に,もはやサブPCを持つことはないかなと思います。 というわけでPCの在り方は現状維持とし,今後の行く末を見守ってみましょう。ちなみにメモリことDRAMの価格上昇については,YouTube動画でそういう話こそ聞きますが,実際パソコンショップにもほぼ行かないのでそういった動向には素人並みに疎いです。 これ見よがしに価格コムの推移グラフを見ると,こんな感じで,10月から急騰してますね。それまではずっと安定していたんですが。NEC LAVIE Direct N15 Slim Ryzen 5・16GBメモリ・512GB SSD・15.3型WUXGA液晶・Office Home&Business 2024搭載 価格.com限定モデル NSLKC4595S2H1B [ルナグレー] 価格比較■最安価格(税込):99,800円 ■価格.com売れ筋ランキング:4位 ■満足度レビュー:4.16(4人) ■クチコミ:73件 (※12月13日時点)kakaku.com Ryzen 5 7535HS搭載のLAVIE Direct N15 Slim・NSLKC4595S2H1Bが¥99,800で,11月初頭から3000円くらい安くなっていて,おそらくこれが最安値でしょう。あとはこれが跳ね返っていき,さらに上がって我々を泣かせに来るでしょう。Lenovo V14 Gen 5 Core i5 13420H・16GBメモリー・256GB SSD・14型フルHD・IPS液晶搭載 価格.com限定モデル 83GUCTO1WW [ブラック] 価格比較■最安価格(税込):69,960円 ■価格.com売れ筋ランキング:10位 ■満足度レビュー:4.00(1人) ■クチコミ:0件 (※12月13日時点)kakaku.com Core i5 13420H搭載のLenovo V14 Gen 5・83GUCTO1WWは破格の¥69,960で,登場からこの価格を維持しています。まあこれは安すぎるので,上がってもまだ正気を保てる見込みがあります。・・・まあこの性能でこの価格って,何か重要なものをケチっていないかと心配ですが。HP 15 Ryzen 5 7530U・16GBメモリ・512GB SSD・フルHD・IPSパネル搭載 価格.com限定モデルG2 [ナチュラルシルバー] 価格比較■最安価格(税込):69,900円 ■価格.com売れ筋ランキング:6位 ■満足度レビュー:3.38(7人) ■クチコミ:29件 (※12月13日時点)kakaku.com Ryzen 5 7530U搭載のHP 15は乱高下しつつも¥69,900のままです。11月に5000円上がってこの価格ですので,値上げ第2弾がこの先あるでしょう。というか,パソコンメーカーが価格改定の話をしていたと思うので,買う予定のある人はその辺を注視しましょうね。総括 この記事を執筆・投稿するタイミングは,まさに最後のチャンスです。2025年12月13日現在,これまでに何度もメモリ高騰の話を聞いてきました。その理由について以前まではあまり触れられていなかったのですが,(賢い人なら分かるんだと思いますが)AIが絡んでいることが判明しました。短い時間のうちに慎重な判断をすることが求められるんですが,まぁ迷うようであれば買わなくてもいいのではと個人的には思いますね。 クルーシャルがAIデータセンター向け製品の製造に舵を切った以上,メモリは上がり,呼応してパソコンに留まらずスマホも上がるでしょう。サムスンはスマホのDRAMの自社調達がダメになったというんですから,状況は深刻です。確かにAIは便利ですが,だからと言って生活のありとあらゆるところにAIが必要かというと,そういうわけではないんですね。早いうちにAIバブルが弾けてくれれば良いんですが,そうならずにAIを押し付けられて,しかもそれによる厳しい状態のオマケもついてくるようでは,もはやAIは無いほうがマシなのではないでしょうか。ここは大きな転換点です。かといってAIへの企業の投資が莫大である以上,この流れを止めるのは簡単ではなく,我々は為すすべなく金を搾り取られるだけでしょう。