Woodfortの「旅は続くよいつまでも」 -3ページ目

日本一周車上泊の旅 北茨城・福島・宮城編 その3

3日目です


この日はお宿を出発し岩手を目指します

息子くんは朝から元気いっぱい


と、気仙沼を出る前に近くの岬を散策


三陸復興国立公園にはいくつかの見どころがありまして、

龍の形に見える松 こんなのもありました

公園内には塩作りを体験できる場所がありましたので


息子と一緒に海水を煮込んで塩を作ってみました。

これは4歳児には良い経験になったらしく、塩がどうやって作られるか頭に入ったようです。

さてさて、遊んでばかりいますが今回の旅の主題である「息子に地震と津波を教えること」も忘れてはいません。

立ち寄ったのは
 




あの地震のときに津波を受けて校舎がめちゃくちゃになったそうです。
ここはその時の状態をそのまま保存してあります。

館内にはVTRやパネルで当時の様子が記録されていました。

一緒に見ていた息子は「津波は怖い」「津波が来たら高いところに逃げる」としっかりと心に刻んだようです。
まだ早いかなぁと思う気持ちもありますが、いつまでも側にいてあげられる自信も無いので、生き抜く為の知識は出来るだけつけさせたいと思ってます。

震災遺構を見たあとは、パパママ思い出の地 気仙沼大島に向かいます。

(こういう看板を見つけたら必ず写真を取りたがるぼーや)

大島に渡る前に腹ごしらえ
 



こちらは、真っ黒な各豚の角煮
とーっても美味しかったのでですが、量を見誤りお腹パンパン

生涯二度目の気仙沼大島は橋で渡りました。
というのも、前回は震災後すぐだったので、橋が無くフェリーで大島まで渡っていました。


そして大島にある龍前崎でポーズ

気仙沼大島をでたあとは、三陸復興道路を北上し、今回の北限岩手県三陸町を目指します。

そして、今回の旅の終着地
道の駅 高田松原に到着(16:30)
 


夕方になっていたので、閉館間際の津波伝承館に滑り込みます
 


ここは国立であるせいなのか、気仙沼の復興施設とはすこし佇まいが異なり、数字や資料によってあの震災を後世に伝えようとしています。

↑ちょうどTV局の取材があったので、質問に答えている奥さん
どこかで放送されたのでしょうか。

そして奇跡の一本松

今回の旅はルートがルートだけに、あの地震に関する地域を周ることになり、震災から10余年の復興の歩みを感じることができました。

あの地震の瞬間、たまたま地上にいた私ですが、発生が3時間早ければ、土に埋まっていたでしょう。

今を生かされていると思い、これからも謙虚に大切に過ごして行きたいと思う次第です。

さて、今回の旅の最後の宿泊地は

道の駅 上品の郷 です。
車中泊ですよー 


ここには温泉があるので、言わずとしれた車中泊スポットなのです。


これがまた気持ちの良いお風呂でして。

今回の三泊四日くらいの旅の埃を落とすことができました。


日本一周車上泊の旅も、だいぶ進んでまいりました。2泊3日程度で行ける地域は終わってしまったので、
次回は大型連休になる予定です。

さてさて  どこの海岸線を走りましょうかね〜

まる