こんにちは~ブルー音符

 

前回の記事「架空の郷土料理・月菜汁」は読んで頂けましたか?

 

きっと、「架空の料理⁉」、「さだまさし⁉」、「定着していない⁉」、「私が普及に貢献しよう!」と、皆様に月菜汁について興味を持って頂けたと思います。(そうだと願っています真顔

 

 

そこで今回の記事では、「月菜汁」と「月菜汁スイーツ」を実際に学生で作ってみたので、そのご報告をしたいと思います!

 

この記事を読めば、「月菜汁を食べてみたい!」と思われること間違いなしですウインク

 

 

 

月菜汁&月菜汁スイーツ

 

 

 

  

月のポーズをする学生       南瓜の白玉制作風景

 

  

月菜汁スイーツ盛り付け風景     WillMs版月菜汁制作風景

 

 

 

「月菜汁」作ってみた!

 

WillMs丸亀さんから教えて頂いたレシピを参考に作った「WillMs版月菜汁」と、月菜汁の定義である「月を模した丸いもの」と「菜のもの」を入れて自分達で考案した「オリジナル月菜汁」の2種類の月菜汁を作りました。

 

 

「WillMs版月菜汁」は白味噌仕立てで、大根、人参、里芋、サツマイモ、ゴボウ、しめじ、白菜、鶏肉と具沢山なのが特徴です。

 

上にはバターで炒めたチンゲンサイと「ターメリックで黄色く色づけした餅」を添えています。

 

 

WillMs版月菜汁

 

 

 

「オリジナル月菜汁」はすまし仕立てで、具材は大根、人参、シイタケ、蒲鉾、三つ葉です。

 

こだわりポイントは「南瓜の白玉」を添えているところです。

 

 

オリジナル月菜汁

 

 

 

「月菜汁スイーツ」作ってみた!

 

 

月菜汁をスイーツにするという発想で考案したのが「月菜汁スイーツ」です。

 

お椀をイメージしてオレンジの実をくり抜いた皮の中に、スポンジケーキ・オレンジ・ホイップクリームを詰め、表面には香川県の名物である「うどん」のように紐状にクリームを絞っています。

 

上には月を模した「南瓜の白玉」と菜のものを表す「ミント」を添えています。

 

月菜汁スイーツ案は今回の試作会を運営した企画班の中から出しました。

 

月菜汁スイーツ案

 

 

 

完成した月菜汁スイーツ

 

 

 

 

学生の感想・考察

 

2種類の月菜汁を食べ比べた学生からは、すまし仕立てのオリジナル月菜汁の方が味・見た目ともに好ましいという意見が多く、南瓜の白玉を押す声も聞かれました。

 

一方で、香川県は白味噌の文化があり、お雑煮は白味噌にあんこ入りの餅が入ったものが有名なので、香川県のイメージを表現するには白味噌を使ったほうが良いのではないかという意見もありました。

 

汁のベースの好みについては、自分の慣れ親しんでいる食文化が関係している可能性もあるので、月菜汁の本拠地である香川県の方に食べ比べて頂くと、また違った意見が出るのかもしれません。おじいちゃんおばあちゃん

 

 

 

 

月菜汁スイーツに関しては、肯定的な意見もある一方で、「月」や「菜のもの」があまり感じられないという意見も多く出ました。

 

実際に月菜汁スイーツの案を考える際にも「菜のもの」の表現には苦労し、抹茶で表現するか、葉の形をしたクッキーを添えるかと悩みました。

 

オレンジの皮と南瓜の白玉が同系色になってしまった点も、「月」が感じられない要因になってしまったと思われます。

 

「月」と「菜のもの」の表現にはまだまだ改善の余地がありそうですゲッソリ

 

 

 

以上のことを踏まえて、月菜汁の普及に必要なのは、「味の改善」や「提供の場を設けること」だという意見にまとまりました。*

 

*2020年12月14日現在、月菜汁を通常のメニューとして提供している店はありません。

 

 

 

今後も丸亀市に関することを学生目線で発信していきますので、どうぞお楽しみに手

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

by しいたけきのこ