こんにちは。
今回は丸亀の郷土料理・月菜汁を紹介させていただきます!
月菜汁とはそもそも何なのか?
月菜汁は1999年(平成11年)の丸亀市市制施行100周年の記念に、あの歌手さだまさしさんに
制作していただいた曲「城のある町」の中に登場する架空の郷土料理です。
さだまさしさんがコンサートで「誰か実際に月菜汁を作ってくれないかな」の発言をきっかけとなり、丸亀市役所の方を中心に
市内の割烹店主と相談した結果、月菜汁の原型が完成したそうです。
その後地域食として普及するために、店舗での提供依頼、給食メニューとしての採用やコンテスト開催等行われてきましたが、
なかなか定着せず今日に至ります…
今回、私たちは丸亀市の町おこし団体・WillMs丸亀の方々に協力していただき、月菜汁に着目した取り組みを行いました。
WillMs(ウィルミス)丸亀とは月菜汁の復活と定着化を目的に活動している団体です。
毎年5月に開催される、まるがめお城祭り等丸亀市内のイベントで出店し、月菜汁の提供や月菜汁のレシピ開発を主に行っています。
現在、月菜汁は数店舗の予約制又はWillMs丸亀のイベント出店で食べる事が出来ます。
詳しい活動内容はFacebookで紹介されているので是非見てください。
WillMsさんは月菜汁の定義として、①月を模した丸い物(例・ターメリックで色づけした団子)が入っている ②菜の物が入っている
この2つを提示しています。
これらに沿った上で地産地消に繋がるよう、地元の野菜と手作りの白味噌を使用して月菜汁を作っているそうです。
ここまで月菜汁とWillMsさんのことを皆さんに知っていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
架空の郷土料理、だなんてちょっと面白そうですよね?
私たちがこの月菜汁に着目してどのような取り組みを行ったのか、その続きは次回のブログで!
by しんばる