私の外来に、姉妹で海外旅行を楽しんでいる患者さんがいらっしゃいます。今日の診察では、「今回はモロッコに行ってきました」と明るい笑顔で報告してくださいました。
そして、いつものように、かわいらしいお菓子のお土産まで持ってきてくださり、思わずこちらも笑顔に。
夜の砂漠をラクダに乗って散歩したとのことで、その光景を語る姿はとても楽しそうでした。正直、私も一度は体験してみたいものですが…おそらく自分は一生しないのだろうな、と少しだけ羨ましく思いながら話を聞いていました。
ただ、現地の食事はあまり口に合わなかったそうで、そこだけは少し残念だったとのこと。
このように、旅先のちょっとしたお土産を持ってきてくださる患者さんも時々いらっしゃいます。私は遠慮せず、ありがたく頂戴しています。産業医・臨床医をしている中での、ささやかな“役得”のひとつかもしれません。
その患者さん、次は3月にイタリアのシチリア島を訪れる予定なのだとか。次はどんなお土産話とお土産を持ってきてくださるのか、今から楽しみです。
