先週11月13日、神奈川県から「第45週(11月3日〜9日)のインフルエンザ定点当たり報告数が 36.57 に達し、流行警報レベル(基準 30.0)を超えた」との発表がありました。下の図は、神奈川県のホームページに掲載されたものです。
私が産業医・臨床医として活動している鎌倉・横須賀地区は、まだ30には達していませんが、状況を見る限り時間の問題だと感じています。
そう考えていた矢先、今日午前の私の外来では、インフルエンザA型が5人。先週までは多くても2人ほどだったため、一気に増加した印象です。
そして、昨年末の“悪夢”が頭をよぎりました。
あの日、午前外来は本来12時までのはずが、患者さんが途切れず、診察が終わったのは14時過ぎ。通常なら午後の担当医に引き継ぐところですが、年末最終日で午後の外来がなく、すべて私が診ることになった日でした。
今年はあのようなことが起こらないように、皆さまにはぜひ感染予防の徹底をお願いしたいと思います。手洗い、マスク、無理をしない生活。小さな習慣の積み重ねが、大きな流行を防ぎます。
