君はもう、私が死の床に着いたとしても、傍に来てはくれない。手を握ってはくれない。愛を囁く事もない。
例え嘘でも。
私達を別ったのは、私の直向さと、君の正直さ。
求め合っていたのではないのだ。
求め合う。愛し合う。抱き合う。許し合う。理解し合う。
合う、という言葉は、実行するのはとても難しい。
それでも試みたのだ。ただひたすらに。
けれど、失敗したという、それだけの話。
君を一方的に責めてしまったけれど。
本当は私だって悪いのだ。
言葉が足りなかったし、理解が足りなかった。演じ過ぎたし、無理を求め過ぎていた。
許しを請う時間は用意されている。たっぷりと。
私達の手は一度繋がって、今、離れた。
これからは別々の道を。
一人と一人で、時折の笑顔を交わす。