三浦しをんの『光』

光 (集英社文庫)/集英社

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人口271人という小さな島に起こる悲劇から始まり、その当時中学生だった信之と美花の20年後の生活を中心に救いようのない人間の衝動や暴力が描かれています。

苦しいのに逃れられない。
逃れようと思えばできるのに断ち切れない。
人間には、そんな理性ではどうしよもない感情が誰にでもあるのかもしれないと考えさせられました。

『光』という言葉は『希望』のような意味合いかと思っていましたが、闇を強調する言葉でもあるんですね。