クラブの発足のきっかけは、神奈川県厚木市七沢にある旧・県林業試場(現在の自然環境保全センター)に勤務していた代表の中川さんが「木材の有効利用はないものか」と考え、遊び心で1本のアルプホルンをつくったとのこと。
1989年には玉川公民館の生涯学習講座の1つとして、作って音を鳴らすワークショップを開催。
この試みがクラブの第一歩となったという。
中川さんがアルプホルンの存在を知ったのは高校時代。吹奏楽部と植物部を掛け持ちしていた。“音楽”と“高山植物”に興味を持ったことで、アルプス地方に伝わる楽器に自然と興味がわいたのだという。
同クラブが使用しているのは3m40cmのホルン。檜の木をノミで6mmの厚さに彫り、保護のために藤を巻きつける。作製には3カ月~1年を費やす。
楽器のほかに、ステージで身に着ける衣装も会員さんが手作りしている。
会員は中学1年生から80歳代までと幅広く、「演奏をしたい」「楽器をつくりたい」と入会の理由もさまざまだ。
1年間に50~60回ほど演奏会の依頼があるという同クラブ。これまで、スイス大使館や「河口湖オルゴールの森」での演奏会のほか、海外へのアルプホルンの寄贈も行っている。









































































