株価下落の理由
① 減損損失が一過性ではないとの懸念
2025年6月期決算で黒字化を達成したとはいえ、過去には巨額の減損損失(90億円超)を計上しているため、投資家は「一過性の利益ではないか」と疑念を抱いています。
特に子会社M&Aに伴う減損の発生→資産計上と評価額の矛盾が指摘され、収益性に対する不透明感が根強く残っています。
② 期待からのギャップが大きかった
フリーは「2025年6月期に黒字化」の市場期待が高まり、その分「株価は4000円以上が妥当」とする声もありました。
決算で営業利益610百万円、EPS23円と予想通りでも、市場期待には届かず、期待先行の反動売りに繋がった可能性があります。
③ 需給のピークアウト
決算発表直後に急騰した後、目先利益確定売りが一気に出たという需給の流れが背景にあります(掲示板では需給要因が指摘)。
これにより、決算ギャップアップの反動が強まった格好です。
今後の見通しと投資スタンス
● 業績は堅調な成長トレンド継続
2025年6月期は売上+30.8%、ユーザー数53万社超、ARPUも前年上回る伸びを示し、業績の質は向上傾向です。
中期プランでは「2027年に売上500億、利益率改善」で計画通り進行中。
● 株価ターゲットと中長期リスク
みんかぶでは目標株価4,291円と評価されており、現株価はその下に位置しています。
ただし、PBR10倍超、PER149倍とバリュエーションはかなり高い。短期的な調整が続く可能性は否定できません。
投資家への提案ポジション
短期トレード:決算後の調整(↓12~15%)後に出る5日線反発や出来高回復で打診買い
中長期投資:業績のペース(ARR伸び30%以上、黒字継続)を確認しつつ、分割買いで拾う
慎重姿勢の場合:まずレンジ確認(3500円~4000円)、明確な下限が見えないなら様子見も選択肢
