ウィンドウズ95を導入して、
会社の業務は飛躍的に変わった。
今まで電卓を使ってセコセコ計算していた
決算書や業務日誌は全てエクセルや一太郎に変わった。
パンフレットや新聞記事などを切り貼りして作っていた
営業用のチラシも一太郎に全て切り替えて作り始めた。
そうなると、同じ建物内にあった関連会社でも
ウィンドウズパソコンが欲しくなっていった。
やはりDOS-Vパソコンでは限界を感じていたので、
複数の作業が一緒に出来るウィンドウズパソコンには
いつも関連会社社員の羨望の眼差しがあった。
そんな眼差しをよそに私はエクセルにはまっていた。
様々な過去のデータをエクセルのセルに放り込んで
どんどん計算式を使い当社の紙ベースのデータを
ほとんどエクセルに変えてしまった。
とは言っても事務のおばちゃんは
まだその意義を理解しておらず
「何をカチャカチャやっているの?」というレベル。
「まあまあそう言わず」
とおばちゃんにウィンドウズのゲームを教えてあげた。
最初はソリティア、そしてマインスーパ。
意外にもおばちゃんは機用に遊び始めた。
子供に新しいおもちゃを上げた気分だった。