「ゴジパ・ボブジは敗れた。我々は一刻も早くミーティアたちを倒さねばなるまい。そして世界を救う力を持っているミラクルトウェルブの戦士たちも放っておく訳には行かぬ。ルド・ミンナよ、1人でも良いからミーティアを倒せ。」

 

フェルドがそう命じるとミンナは自信ありげな表情でウィンクをして言った。

 

「了解したわ。その役目、ミンナに任せなさい。」

 

少し前Cランクのアノマニスたちに酷い目に合わされたばかりなのに大したものだな、と俺は感心した。

 

ディプラ・ボンザが心配そうにミンナの方を見つめる。

 

ミンナはボンザに目配せをして、「大丈夫だって、私、頑張る!」と呟いた。

 

ディプラ・ボンザはそれでもまだミンナのことを心配していたが、ミンナには秘策があるようだった。

 

ルド・ミンナは早速ミーティアたちのもとへと向かった。

 

例によって途中でCランクのアノマニスたちが待ち構えていた。

 

ルド・ミンナは彼らの攻撃をひらりとかわすと、一瞬にして彼らを凍らせた。

 

「貴様、良くもやったな。」、そう言って掴みかかってきたリーダーのキルパの身体もたちまち凍らされてしまった。

 

「私の動きを読まれないように、フェルド様に気配を消してもらったの。さあ、あとはミーティアを片付けるだけよ。」、誇らしげにそう言ったみんなの背中に銃弾が直撃する。

 

「っ。何なのよ。」

 

後ろを見るとそこには50体以上のアノマニスがいた。

 

ミンナの顔から血の気が引いていく。

 

どうやら彼らから攻撃を仕掛けられるのは想定外だったようだ。

 

実は、彼らたちはBランクのアノマニス...

 

Cランクほど権力が低いわけでもないが、Aランクほど優れてもいない。

 

彼らが所有しているのは、所謂、平均的な能力というやつだ。

 

だが、それが50体以上も集まれば莫大な力になる。

 

逃げ腰になるミンナの前にディプラ・ボンザが現れる。

 

「ミンナに手を出すな!」と叫び1人で集団に立ち向かっていく。

 

その時、3体のミーティアたちが現れた。

 

ルド・ミンナは体力が消耗しているし、ディプラ・ボンザはBランクのアノマニスの集団と1人で戦っている。

 

この状況で動けるのは俺だけだ。

 

俺は覚悟を決めて3体のミーティアたちに立ち向かっていくことにした...