私はかれこれ10年、
父(ひとり暮らしで全盲)の介護をしています。

父と娘
というよりは

プロの介護支援者
に見えると思います。

始終、相手を尊重し
丁寧な言葉で話します。


今朝は5時に電話があり
「今日のお弁当が
まだ届いていないよ」と。

夕方の5時と間違えているようです。

「お父さん。お弁当が届いて
いないと思ったんだね。
今はね、夕方じゃなくて
朝の5時だよ。」

そういうと

「え。そうか。。。」

とちょっと沈黙。


きっと、
また時間がわからなくなっちゃった、
ということに、どうにもならない
気分でいるのだろうと
私は想像します。

だから私は
フラットなテンションで

「お父さん。今は朝の5時だから
もうちょっとベッドで寝てね。
次に食べるご飯はサンドイッチだよ。」


次にする行動をただ
お知らせするだけ。



接し方のコツは

・非難しない
・穏やかにゆっくり話す


です。


電話を切ったあとに

「もう~~。お父さんったら
こんな時間に・・。ねむーーい」

とブツブツ言ったり

隣でやりとりを聞いていた
旦那さんに

「またお父さん、時間が
わかんなくなっちゃったみたい。」

と大きなため息をついたり。

お父さんの前では
コントロールしていた感情を
裏ではちゃんと出す!
(自分で認識する)

ということも大事。


うちの旦那さんは
介護支援者(私)を自分が支援する
役ということをわかっていて


「大変だね。よしよし」

ということをしてくれます。

私が長年ずっと父に対して
いい介護支援ができるのは
自分の精神負担をわかってくれる人が
身近にいるからです。



6年前に立川市の特別支援に
関わったときに
当時の特別支援課の方が

「支援者の支援者が必要!」

と訴えてくださっていました。


あのころから
私はがんばっているママたちの
手助けがしたいっ!って
思っていたんだなぁ。


おととし「思いやりの会」というのを
立ち上げました。


張りきっていたのですが
科学やコーチングの仕事が
爆発的に忙しくなってしまい
しばらく休止状態に・・。


でもずーーっと
頭の中には「思いやりの会」が
気になっていて

私のノートには構想だけは
ずっと書き足していました。


それで!!

このたび、
私の構想にピッタリな
環境が整いはじめました!


関わり方を知ると子育て
(保育・支援など)が
どんどん楽しくラクになる!

ということをテーマに
「子育てスタディ」
定期開催します。


明星大の星山先生から教わった
フィーカというスェーデンの
習慣を取り入れた
「子育てスタディ」です。

何かというと・・
美味しいお菓子と飲み物付き照れ


詳細は近日、発表いたします。