先日、断捨離~と珍しくやっていたら、子供の無発語時代の資料が。
えいやっと処分しましたが、急にいろいろ思い出し、言葉への取り組み、昔はこんなのもあった、と書いてみます。
当時の状況としては、3歳で自閉症と診断されて、かな~り多動、無鉄砲な高所好き野郎。
(どこでもよじ登り。ジャングルジムのてっぺん手放し、瞬時に公民館の重ねた椅子によじ登り、椅子とともに落ちてくる、的な。)
奇声はあっても有意義語がなく、要求もごくごく少なく、あってもクレーン(母の手を持ち、欲しい物のところへ持っていく)のみ。
異食グルメ。絵本を見せてもかじるかじる!プラスチックもかじるなめる!
チラシも砂も食べちゃう(砂なら、片手一杯とか。)、服の袖もちゅーちゅー吸う。
当時(17~8年前)はまだ情報も少なく、ネット情報も我が家にはなく、書物や口コミ情報のみ。
太田式ステージの療育に通ったり、絵と実物をおき、口頭で物の名前を教え続けたり、外出中は、片っ端から指差しして、単語を教えたり。
(この外出中指差しは、今思うと対象物がはっきりせず、無意味だったかも。)
精神科医からは、「5歳まで様子をみましょう」と言われていました。
不安を持ちながらも、とりあえず療育に通い、言葉を伝え、5歳になってもやはり奇声と、必死で教えていた「ちょうだい」に似た「チョ、、」に似た音がほんとに時々出るくらい。
そして、5歳になった時点で言われたことは、「この子は一生言葉を持たない可能性が高い。一生しゃべれないかも。」でした。
ちーん。(とか、今は面白おかしく書けますが、当時はもう、目の前真っ暗。ぼんやり待っていた自分のうかつさに、ほぞをかみました。)
その頃、友人はーにゃからABA(ロバース式)の話を聞き、まねごとを開始。
まだ、日本では本などもなく、今とは違うABAになるかもしれませんが、当時の我が家レベルでは、強化子(ごほうび)を用意して、椅子に座るからはじめ、模倣を練習しました。
模倣能力、ありませんでしたね~、見事に
食べ物だけには興味があり、果物欲しさに少しづつ、手を上げるなどの簡単な模倣から、口をアーの形にするなどは、だんだん覚えていきました。
母音、あ、い、う、え、お、の口の形模倣、それに時々、音もつくようになってきた頃、もっとよい方法に出会いました。
ざっくり言うと、強化子目当てに、“何かを言わせる・させる”、のではなく、“言う・する事自体が強化子になる”というやり方です。
確かにこちらの方が、動機づけとしては、強いですよね。
VB(berbal Behavior)セラピー。ABAの分派と当時は理解していました。
これも翻訳された資料もなく、米国でVBセラピーを受けておられた親御さんの勉強サークルに参加させていただき、開始。数か月に一度、複数家族でセラピストに来日してもらい、個別のプログラムを作ってもらう形で取り組んでいきました。
そこから、少しずつながら、はっきりとした手ごたえを感じるように。
ちょっと長くなりそうなので、②に続けます
ボディケア(施術)、ぐるーみん講座、さとう式MRT講座、さとう式リンパケアセルフケア講座・指導、インソール講座、承っております♪
出張講座(女性限定)、出張リンパ体操もお受けします。(交通費別途)
お気軽にお問い合わせください
お問い合わせ、お申し込みはLINE@友達追加ボタンから。👇お友達登録後、そのまま返信していただければ、1対1のトークができます。
らくう-tomorin
ボディケア(施術)←資格取得スクール(講座)/おうちdeタッチケアぐるーみん講座/アクセス・お問い合わせ もこちらからどうぞ♪