物質の下僕 -8ページ目

物質の下僕

語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

予報はどうだったのか。

不意討ちの雨に濡れた。

夜半に降ったのは路面が示していたが、また降るとは予想外のこと。

ほうほうの体で帰宅。

ケイは微動だにせず。

苦い顔をしているのは私ばかり。
可もなく不可もなく。

少しずつ日の出が遅くなっているのだが、ケイはいっこうに頓着しない。

腹時計故か、とにかく早起きである。

朦朧としながらの散歩。

記憶も曖昧。
ケイはいったい何時から待機してるのか、と時々思う。

朝ごはんと散歩を待って。

明け方に寒くて目を覚ますと、期待に満ちた顔で部屋へ飛び込んできて、おすわり。

私がまた寝てしまうと足元で丸くなる。

寝返りを打つたびにこちらをジッと見ている気配(笑)。

今朝も根負けした。

薄明の中を散歩。

大気が湿っぽい。

コース短めで勘弁してもらった。
子供の頃から大好物。

魚屋で見かけたので買ってきた。

酢漬けになってるやつだ。

半分はワサビで食べ、残りは細切りにして薄くスライスしたタマネギとあわせオリーブオイルをまぶす。

これがたまらなく旨いのである。

また見かけたら買うことにしよう。
雨が強くなってきたので中止のつもりでいた。

ケイにそのつもりはなかった(笑)。

ソワソワしだし、ついには網戸をひっかく。

これはいかん。

雨具をつけて出発。

遠くに雷鳴。

びしょ濡れになって帰宅。

満足したらしく、おとなしくなった。
天気が崩れるというので眠気を振りはらって出発。

少し歩くとポツリときた。

空を気にしながら、結局はロングコースをひとまわり。

黒柴くんと会った。

最初にケイに気づいてくれたのは赤ちゃんを抱いた奥さん。

その赤ちゃんにも撫でてもらったケイは上機嫌。
暑くはないが、爽快には程遠い。

一面の曇り空。

それでもイヌ多数。

甲斐犬三人組にたじろぐケイ。恐る恐る御挨拶。

かなりケイのペースに合わせたので時間がかかった。

ケイは満足顔だ。
空一面の曇天。灰色に切れ目がない。

急ごう、、、と思うのは私ばかり。

ケイは一向に動じない。

帰り道、ほら、雨粒が落ちてきた。

ちょと不満顔のケイ。
雨は止んでいたが、雷が鳴っている。

ケイは雷を気にしないので散歩に出発。

相変わらずのケイのペース。

空模様がどんどん悪くなってくる。

ケイを急がせてショートカット。

案の定、帰宅して間も無く雷雨。

土砂降りだ。
けっこうな雨の中を散歩。

ケイは頭をびしょ濡れにしても一向に気にせず。

こちらはたまったものじゃない。

ショートコースで帰宅。