NBAプレーオフの2回戦は、

Game 7の目白押しでしたねぇ。

Game 7に持ち込まれなかったのは、

ヒートが4勝1敗でネッツを倒したシリーズだけでした。


Game 7の結果は...


クリーブランド・キャヴァリアーズ61-79デトロイト・ピストンズ

ダラス・マヴェリックス119-111サンアントニオ・スパーズ(延長)

ロサンジェルス・クリッパーズ107-127フェニックス・サンズ



キャブズは、ここまで来ただけでも見事。

初めてのプレーオフで、

レブロン・ジェームズは素晴らしかったです。


ウィザーズとのシリーズに勝てたのは、

彼がトラベリングしてシュートしたのが許されたからですけど...(笑)



そして、クリッパーズも、ここまで来たのは意外でした。

エルトン・ブランドの活躍が、

サンズのペースに一歩足りなかった感じです。



マブズとスパーズのシリーズは、

Game 7が延長に持ち込まれた以外にも、

Game 2以外は接戦で、すごいシリーズでした。

プレーもものすごくハイレベル。


マブズがスパーズに7試合で勝つって言うのは自分の予想通りで、

なぜかマブズが勝つと自信を持ってたんですけど、

(昼寝して前半を見逃すくらい)

意外と言えば意外ですよね。


スパーズは去年のチャンピオンで、

今まで、マブズはカンファレンス決勝には

なかなか行けないでいました。

プレーオフの実績と言う意味では、

スパーズの方が明らかに上です。


でも、ノヴィツキー以外のマブズの選手たち。

テリー、ハワード、ハリスが一般の評価を上回るプレーをして、

スタックハウスも大事な場面で活躍。

Game 7には、センターのジョップが、

ダンカンを1対1で守っていい仕事をしました。


今年のマブズはとにかく使える駒が多いチームです。



マイケル・フィンリーは、

長年マブズでプレーオフの失敗を経験して、

タイトルを取るためにスパーズを選んだんでした。

それがマブズに負けてしまったのは皮肉ですね。



これで、東の決勝は去年と同じ組み合わせ。

去年は7試合でピストンズがヒートを下しました。


選手を見ると、

ピストンズはほぼ同じメンバーなのに対して、

ヒートはオフシーズンの大変革がありました。

2人のジョーンズなどが抜けて、

ウォーカー、ウィリアムス、ポージーなどが代わりにいます。


監督は、どちらも去年から変わってます。

ラリー・ブラウンがニックスに移って、

フリップ・ソーンダースが後任になったピストンズと、

スタン・ヴァンガンディーが辞任して、

名監督パット・ライリーがGMから監督に戻ったヒート。


今年もピストンズが本命だと思いますけど、

2回戦で最終戦まで持ち込まれたのは、

ちょっと不安要素ですね。



西の決勝は、去年の2回戦のリマッチですね。

去年は6試合でサンズがマブズに勝ちました。


サンズは、アマーレ・スタウダマイアを怪我で欠いていて、

ジョー・ジョンソンとリチャードソンも移籍しました。

代わりに主力になっているのは、

ディアウ、ラジャ・ベル、バルボサ、ティム・トーマスなど。


マブズは上に書いたようにフィンリーが抜けて、

ハワード、テリー、ハリスなどの役割が大きくなりました。


去年はサンズにあったホームアドバンテージは、

今年はマブズにわたって、

大方の予想でもマブズが有利でしょう。