「私のこの両手でなにができるの？
痛みに触れさせて。そっと目を閉じて」

平原綾香さんのジュピターが流行った頃

歌詞をはじめて聞いて私は、むねの奥底が震え

自分自身の声を聞いているかのような感じを覚えました

けれどその時に自分がどうしたいのかのビジョンははっきりとは見当たらず

子供の頃から大好きだったインテリアでどうにか花を咲かせたいという部分にスポットを当て

本当は迷い子なのにそうではないと自分に言い聞かせて過ごしてきました

あの3月11日に起きた東日本大震災以降は、なにが大切なのかは
これまで以上にはっきりとしているのに

では、私は社会的にはどうしたらいいのか？という問いが繰り返され

その気持ちを人に伝えることも上手く出来ずに

日々を過ごしてきました

そして今、あの歌は現在の私に繋がっていたのだと

深いところで確認している毎日なのです

夫が10年ガンバってきてくれて

支えてきてくださった皆さまのおかげで

出すことのできた2号店であるグリンブルー牛久中央店

私はそこの店長になりました

今、セラピストとして立つこの仕事が楽しくてたまりません

グリンブルー牛久中央店は、サロン内の印象から

エステ的なリラクゼーションをご提供するように見ていただくことがありますが

実際の内容は、ガッツリ系の指圧、揉みほぐしです

グリンブルーの女性セラピストは、細腕で力がなさそうに見えても

基本、師匠直伝の強めでしっかりとした手技を施します

今は、セラピストとひとことで言っても内容は多種多様

それぞれのセラピーにその役割があると思っています

そんな中で私は「ガッツリ系の揉みほぐしセラピー」を極めていきたいと思っています

大それたことはできないかもしれませんが

私たちの身体も物質ですから

時間に抗うことは出来ず…

生きていれば自然と疲れは溜まっていきます

それを揉みほぐしてスッキリしていただく…

そんなシンプルなことなのですが

そこに喜びを感じております

スッキリしていただいたことがきっかけとなり

その先の時間が健やかに流れていきますようにと祈りを込めて

ただただ揉みほぐすのです

まずはこの両手でできることに

賭けてみたいと思っている今の私です

私の両手で…