映画『終わった人』観ました

 

ここ数ヶ月、ずーーーーーっとNetflixばかり。

 

韓国ドラマ、アメリカドラマは、展開が早く娯楽性高い。

 

それはそれで好きですが、リアリティには欠けてます。

 

 

 

数年前に『観よう』とチェックしていた作品。

 

僕は、『観たい映画リスト』を用意してます。

 

良い作品は、仕事にかなり活かせられます。

 

特に数秘セッションに活かされます。たくさんの人生や考え方を知ることができ、映画・小説はかなり重要。

 

今回のような映画を観るときは、半分は仕事みたいなもの。

 

 

 

東大出のエリート銀行サラリーマン。

 

望んだポジションまでは出世できず定年を迎えてしまった。

 

仕事一直線だったのが、定年を境に『終わった人』になる。

 

 

 

 

僕がこの映画に興味を持ったのは、定年を迎えて、腑抜けになってしまうかたを何人か見てきたからです。

 

妻からは

『これから毎日家にいるかと思うとゾッとする』

 

なんて言われる⇦何人か頷く人がいるだろう(笑)

 

僕は自営業なので、『終わりがない人』

 

自宅で仕事をしているので『既にずっといる』

 

どのような気持ちになるのか、少しは理解できるのかもしれないと選びました。

 

 

 

『おれ、恋しちゃったぁ〜』

と、ソファに寝っ転がり、バダバタと子供のように喜ぶ姿を、妻と娘に見せる。

 

娘が妻である母親に聞く

『ママ、本当に恋が実ったらどうする?』

 

妻はニヤリと笑い夫を見る

『見直す』

 

 

 

この家庭には、不倫とか浮気の概念がないようだ。

 

できる男は、愛人の1人2人いてなんぼ。

 

その方が、本妻としての誇りさえある。

 

不倫した芸能人が、犯罪者レベルで叩かれることとは大違い。

 

『見直す』

定年になってから、腑抜けになった夫にイライラしていた妻からの本音なのかもしれない。

 

 

 

このような描き方をする脚本家は男に違いない。

 

『甲斐性のない男なんて魅力ない』

 

これは、男が『不倫・浮気』を肯定するための描き方だ。

 

過去にもそのような描き方をする脚本家は、全て男性だった。

 

脚本家・原作者の思考が、作品やセリフに現れることは多い。

 

僕は答え合わせをするかのように、原作者を調べた。

 

え?女性!

内館牧子さん。

 

僕からすると『相撲の偉い人』というイメージ。

女性か!!!

 

 

 

内館牧子さんが相撲に興味を持ち、『相撲界初』の、横綱審議会を務めることになった理由。

 

子供のころイジメられており、その時に助けてくれた男の子が、大きくて太っていたとのこと。

 

それから

『身体が大きくて太った男は強くて優しい』とイメージをつけたらしい。

 

作品の中で、夫役の舘ひろしさんが少しでも弱音を吐くと、イラッとする妻を黒木瞳さんが演じる。

 

『外で女の1人も落とせない男はショボい』という価値観も、もしかしたら内館牧子さんの価値観かも。

 

内館さんは現在73歳で、僕より20も上。

 

年齢による価値観もあるのかもしれない。

 

このような映画の見方をするのも、面白いものです。

 

映画としては、『ハッ!』とするようなスピーディー感はゼロですが、現代リアリティを描いているような作品です。

 

定年迎えるような男性、迎えられる女性は、観ておくのも良いかもしれません。

 

 

 

 

道ひらき数秘術協会長

リラクゼーションサロン・グリンブルー

中和田收

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