【やっぱり中和田さんじゃなきゃダメだ…】

13年の付き合いになる、ネイリストさん。

最近腰痛が酷いとのこと。

整形外科に行きました。

『レントゲンに問題はないですが、一応お薬出しておきますね』

終わり。

整骨院に行きました。

電気かけて10分さすって、筋トレして下さいね。

終わり。

痛いの全然変わらない、
3ヶ月ぶりくらいにうちに来ました。

身体と対話して、心とも対話してみました。

これはもう理屈ではなく感覚なので説明しにくいのですが…

『あぁ…まったく痛みなくなった。

あまりにも痛すぎて、これは病院しかないと思ったんだけど…

やっぱり中和田さんじゃなきゃダメだ』

その言葉を置いて、ネイリストさんは帰りました。

29歳のころは腰痛など意味が分からなかったネイリストさんも、42になると変わります。
コロナ関係なく、開業した17年前より、お客さまは減っています。

当たり前です。

需要の数はあまり変わってないけど、供給する数は劇的に増え続けています。

僕がマッサージ業以外にも手を出しているのは、この仕事をやめたくないからです。

心の底から
『中和田さんじゃなきゃダメだ』なんて言葉、お金じゃ買えないのです。

どんなにお客さまが減ったとしても、この言葉がある限り、しがみつきたい仕事なのです。

もうね、承認欲求がめちゃくちゃ満たされます(笑)
【僕の施術だけが凄いわけではない】

人さまの身体に触れる仕事は、勝ち負けではありません。

毎日予約でいっぱいの人もいれば、週に1人だけの施術者もいる。

1人だけの施術者だとしても、そのお客さまにとっては、誰よりも上手い施術者です。

数字で競い合う仕事ではない。

合う合わないがあるのです。
僕にとって妻は、世界最高の女性ではありますが、それはあくまで『僕にとって』

これと同じです。

週に1人のお客さまだとしても、『あぁ…やっぱり◯◯さんじゃなきゃダメだ』という人がいる限り、どうにかしてでもこの仕事から離れちゃいけないと思います。
【勝ち負けが苦手です】

僕が数秘含めた様々な仕事をする理由の1つ。

1人勝ちしたくない。

必死に集客した結果、地域で僕の店だけが繁盛したとする。

同業仲間もたくさんいる中で、そんなことは目指したくありません。

『うちに来るのはやめて、友人の◯◯さんに連絡して』

とは言えません。

『◯◯さんの店はやめて、うちに切り替えて!』

とも言えませんし、思わないです。

そう思うようになったら、この仕事をやる資格ありません。

それだけ、人さまの身体に触れる仕事は、神聖でなければいけない。
マッサージ業しかなかったら、家族のために競争するしかないです。

それがとても嫌ですし、してはいけないこと。

いろんな仕事をする僕に対して、イヤミを仰る方がおりますが、どの仕事も手を抜いてません。

●友人の店が暇で喜ぶことはしたくない。

●家族は責任持って食べさせる。

●この仕事は神聖なる儀式でもあるので、神聖なる心を持って身体に触れさせて欲しい。

それを総合すると、いろんな仕事から収入を得ていくことが必要なのです。