娘はどうやらクラスで1番泳ぎが駄目ならしい

「クラスで1番ビリなんだ!」と自分で笑って言ってました

泳ぎ…の以前に、顔をつける事ができないのです


ビリとか言う前に土俵にも立てない




泳ぎが全く駄目だった嫁はんは、それでも幸せに生きている

僕も決して得意とは言えない。クラスで普通レベル


泳ぎが得意でない事で、何か不都合があったと感じた事はない

泳ぎができるできないは、全く重視していません

(※水泳を重視している方を否定しているわけではないですよ。価値観の問題です)




「ビリなんだ!」と笑って言う娘に合わせ、家族3人で大笑いです

僕たち夫婦は、良くも悪くも勝負の勝ち負けには、ほとんどこだわりません

幸せに笑えていればいい

幸せの定義は人それぞれで、そこに勝ち負けは関係ない




そんな親を持った娘

泳ぎを特訓したいとの事

ビリとか1番とか関係なく、泳げるようになりたいとの事

龍ヶ崎たつのこアリーナに行きました




顔を水につけた瞬間、すぐに顔を上げてしまい、何度も顔についた水をはらおうとする

泳げるとかの前に、ここを克服しなくてはいけない

何度やっても、まともに顔をつける事ができない

何度も何度も何度も…




先に述べたように、僕は泳ぎができるできないは、それほど重要ではないという考えです

何度やってもすぐ顔を上げる娘に言いました

「もうそろそろ終わりにして、お父ちゃんとドーナツ食べに行かない?」

なんだかちょっと可哀想になったので助け船を出しました


ミスタードーナッツは娘の大好物

「あ…ごめん、いらない。もうちょっと頑張る」




僕の誘惑を断り、娘は何度も水に立ち向かう

牛歩の歩みだが、最初よりほんの少し長く顔をつけられるようになった


1秒が2秒になったレベルです




「もうヤダ!やめる!」とすぐに投げ出しても、僕から怒られらない環境はセットアップされていた

頑張れ!なんて言われなくても、自ら頑張った

それが嬉しく、何度も何度も誉め称えた




結果なんてどうでもいい

どんなに頑張ってもクラスでビリかもしれない


泳げなくてバカにされるかもしれない





そんな事もどうでもいいのです

苦手分野を克服しようとする努力が素晴らしく美しい

大して頑張らないで1番より、たくさん頑張ってもビリの方が僕は好きです



たとえ学校でバカにされても、僕たち夫婦は君の頑張りを心から褒め称えます




我が子が頑張る姿は、本当に感動します

君の父親になれた事、光栄に思います

君に恥じないような父親になれるよう、日々精進いたします

たまには苦手分野にも挑戦しようか…

彼女の必死さを見て感化されました