先月に引き続き、今月もお友達が東京からリヨンにいらっしゃいました

とは言っても彼女は、お仕事でフランス中を訪問し、フランス中の美味しいレストランでお食事をなさっている、食いしん坊の私からすると
とーーーーってもウラヤマシイ方です(笑)

。
彼女のお誘いでリヨンのフルヴィエールの丘にある5つ星





Hotel Villa Florentine(ホテル・ヴィラ・フロランティーヌ)の中にある、1つ星

レストラン Terrasses de Lyon(テラス・ド・リヨン)のランチに突入!!して参りました。
レストランは名前の通り、テラスが広くて、丘の中腹にあるためリヨンの街の眺めが最高!
まだリヨンに住んでいない頃、
大奮発してセバスチャンの誕生日にここに来たことがあります。
なんと懐かしい・・・

7月に来て、あんまり暑くて食事が終わる頃、二人とも日射病になり気持ち悪かったなぁ、とか、ものすごく風がつよくてパラソルが飛ばされそうだったなぁ、とか全くどうでもいいことを思い出します。
あれから5年くらい経っているでしょうか。時間はあっという間に過ぎていくものですねー。
まずはシャンパンでカンパーイ

久々のDeutz ドゥーツは、すっきりと品があって、うっとりするようなハチミツの香り

さてさて、本日のコースは「Au Plaisir des Sens」、訳すると<味覚の歓び>とでもなりますでしょうか?
まずは「味覚を呼び覚ますための料理たち」。
1皿目は、小さなアイスクリームコーンで登場!
いきなりのかわいい攻撃にしょっぱなからやられました
2皿目のパルミジャーノのリゾット、黒トリュフ添え。
お米の硬さも、味付けもとって好みに仕上がっていて、「えー、これだけー??」もっと食べたいな

という出来栄え。(←なぜか上から目線。)
トリュフの香りとチーズの香りがふわっと広がって、食欲中枢刺激しまくりです。
前菜の「ホタテ貝の貝柱のカルパッチョ、イジニー産の牡蠣入り塩味のビスケット、根セロリのレムラードサラダ。リンゴのジュレをあしらって」
もう手が込んでいて、込んでいて大変!
一つのお皿の中に、沢山の素材とテクニックが満載です~。給仕してくれるサービスの方も、お皿を運んでくる度にお料理の説明をしてくれるのですが、早口早口。
内容も沢山すぎて、全部聞き取ることができません!
ま~、でもとっても目に鮮やかな素敵なお皿です。
白い貝柱と交互に組み合わされている黒いディスクは、イカ墨の硬めのゼリー。
イカってあのイカ

ですよ。そのイカ墨をゼリーにしちゃおうって、まぁ良く考え付くなーと感心しちゃいます。
ゼリーだけの味は?と問われると、味はあんまりない。但し。口に入れたときの触感とホタテと一緒に頂いた時の味が面白い!しかもきれい!これは、初めての体験でした。
最初に上にのってる紫色の花

を食べて下さいね。と勧められました。
口にいれて噛むと、少しネバっとします。こ、これはどんな効果を引き出すのか、微妙になぞ

ではありますが、花を食すのがなんとなくメルヘン??
メインの1品目、「スズキのグリル、ブルターニュ産クルベット・グリーズ(灰色エビ)。ベットラーブのしっとりソースとグレモラータ添え」
グレモラータってなに?と思って調べてみたら、イタリア料理のソースで、バター、イタリアンパセリ、にんにく、レモンの皮を使ったソースということでした。
確かに、ブイヤベースに入れるにんにくたっぷりのアイオリソースみたいだなぁ、と思いました。
こちらも絵になる一皿。エビはカラリと揚げてあるようで居酒屋の川エビを彷彿とさせました。
例えが全く高級感がなくてすみません

フランス語が解ったとしても、あまりにも色々な要素が盛り込まれていて途中から理解することを断念

料理の専門家かよっぽどの料理好きでもない限り、理解するのはフランス人でも無理なんじゃ??
さて、お次はレストランっていうかシェフの得意料理ハト

。そうそう、こちらのシェフはMOF(フランス国家最高職人)だそうで、リヨンの料理界の帝王ポール・ボキューズからの評価もとっても高いそうです。
ハト



・・・。
むかーし、昔の大昔。初めてのベトナム旅行でフランス料理の店に行き食べた事がありますが、小骨が多くて食べにくかった記憶のみ・・・。
ベトナム行って、なぜあえてハトをチョイスしたのか・・・。ハト料理に関しては全てが微妙な記憶のみ。
美食の都 リヨンでのハトとの再会。楽しみです。
カモーン!! MOFのハト!!クルックー
「ブレス産のハトのグリル、ハトのもも肉のコンフィ入りカネロ二。かぼちゃのクーリと肉汁のソース」登場~。
一言で感想を述べるなら・・・。素晴らしい料理です・・・。
ほぼ初めて(微妙なベトナム・フレンチ以外)ハトを食べたので、比べようがないのですが。とにかくこんなにシットリとしてキメの細かい肉質の肉料理を食べたのは初めて!!
やわらかいけどしっかりした歯ごたえ。もも肉も味わいが深くてハトを二度楽しめます。
もしかしたら今後ハト料理を食べたらガッカリしてしまうかも。食いしん坊&フレンチ好きな方は是非このハトを味わってみてください!!
こちらのシェフはまだ充分若いので時間はあります(笑)。
お勧めのワインはCote Roti(コート・ロティ)のFrancois et fils(フランソワ・エ・フィス)2012。
コート・ロティの2012年か~。まだ若いんじゃないかな~

と心配しましたが・・・。うまーいー!!
正直インパクトの強いコート・デュ・ローヌの中でもとりわけコート・ロティは、飲み難い印象をもっていましたが、なーんとまー、上品かつ飲みやすいできばえ!
近いうちに絶対にドメーヌ訪問しなくちゃ!!まだ、ワインをリリースし始めて3年目の若い造り手だそうです。ギガルで醸造を担当していたとか。
フランスでもまだ知名度は高くないようです。
最初のデザート。
「マンゴーの細かい角切りにパイナップルのシャーベット、ミルクのエマルジョンソース バジル風味」
は~

ほっとする。味覚の切り替えが出来るようなさっぱり味。
すみません。
細かいことを忘れちゃいました。美味しいのでがーっと食べ終わってから、「えーと、なんだったけ?」って感じでした・・・。
ご覧の通りチョコレートメインのデザートですが、重くなかった

デザートのお供にはアルザスのヒューゲルのゲベルツトラミネールの甘いワインを。
はなやかーな香りと味がチョコレートとベストマッチ!!
なかなかデザートまでワインを合わせて飲むことがないので、贅沢贅沢。
最後の小菓子。
うわ~、かわいい~!!最後までまったく手抜きなし。攻める攻める。
左から、マントン産のレモンのマカロン、クランベリーのクリームのシュークリーム、オレンジクリームのマドレーヌ風菓子、ガナッシュとナッツのチョコレート。
一つ一つの完成度高い~~~!!うまい~~~

なにがすごいって、これだけ食べても胃が重くならない!!
まるで和食をたべたような胸焼けのなさ。そして、ワインも最初から最後まで4杯は飲んでいるのにスッキリ!
驚きの料理体験でした!!ポール・ボキューズでは料理と格闘した感じでしたが、こちらは一皿ごとに感動しているうちにあっという間にすんなり全てが胃に収まりました。そしてとっても印象的。
こちらのメニューは108ユーロだそうな。高い。はは。貯金しなくちゃ。そして、また来るんだ

どうやら、今回のメニューを8月に東京のホテルで3日間提供するそうです。
少々高くてもお勧めします!!!飛行機代考えたら、いかなきゃ損です。
Terrasses de Lyon
Villa Florentine内
25, montée Saint Barthélémy
69005 LYON
Tel. 04 72 56 56 56
Fax. 04 72 40 90 56
営業日:火曜日-土曜日昼と夜